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土曜日読書

昨日買った本。『夏物語 』川上未映子
表紙の質感がザラっとしていていい!

ツルツルの光ってるのより、こういう紙が好き。

1ページずつは、すっごく薄い。

薄くってあれを思い出す。
辞書の紙。
最近は触ってないなー   使っていた時、言葉を調べ終わってもペラペラめくったり、触ったりしていた記憶がある。
あれほどは薄くないけど、かなり薄い。

中もすごく素敵。夏物語ってタイトルにぴったりな色。これまた質感がよくて、なでなでしてます。

こんなに紙が素敵だと、作家の本気度、読者への思いが伝わってきて嬉しくなる。こちらは「大切に読ませていただきます!!」って気持ちにもなる。

そして、読み始めてすぐ、昔読んだ『乳と卵』の緑子が出てきた。つながってるの?読むのが楽しみすぎる。この本から何をつきつけられるんだろう。恐いけど、ワクワクする。私はジェットコースターが大嫌いだけど、ジェットコースターが好きな人は乗る前、こんな気持ちなんだろうか。

あともう1冊。『いる いない みらい』窪美澄 。5つの物語からなる本で先ほど読み終わった。

こんなにいろんな立場の人の気持ちが分かるって、どういうことなんだろう?不思議だ。読んでいると、作家の力によって私は男になったり、女にもなったり、若い人になったり、年をとったりもしてしまう。

今日は読書の1日でした。


読んでいただきありがとうございます!一緒に様々なことを考えていきましょう!