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#2021年上半期Vtuber楽曲10選

なんか流行っているのでやります!!!
間違いなく漏れがありますが、その時は年末などの振り返りでまた選ばせていただきます。やばい!あと10分で家を出なけれbb

DENKI-UNAGI / Over Head Act

 OHAは元々かっこいいバンドですが、今の編成になってさらにかっこよさ(と狂気の濃度)が高まった気がします。特にこの曲はプログレっぽさもあるキーボードが印象的かつ、全員が主張しているのに破綻していないのが流石としか言いようがないですね。アルバムはまだですか。

都市伝説 / メトロミュー

 今まで比較的シンプル(と言ってもかなり手が込んでいる)なMVが多いメトロミューでしたが、今回はしっかりと映像作品として仕上げているのにその気合の入りようがわかります。メトロミューが可愛いことはもはや語るまでもありませんが、とりわけ今作の『妄想したいしたい体操』は2021年のインターネットにおいてのベストカワイイムーブとして未来永劫語り継がれるべきだと思いますね。でも直前の椅子でふよふよしているシーンとか目覚ましのシーンとかまじでどこを切り取っても可愛いのでヤバい。
 話が逸れてしまいましたが、本質としてかなり切ない音楽性をポップなキャラクターや歌詞で包み込んでいるメトロミューの楽曲の中でも特に"陰"の部分が強い曲だなと思います。それでいて静かに盛り上がれるし、実際アルバムの流れで聴くとおおっ!となれる不思議な曲です。

駆ける、止まる / 長瀬有花

 上半期ベストソング。コーネリアスみたいにシュールな雰囲気からサビで一気に広がって、そこからまた一癖ある展開と決して素直ではない曲に対しての長瀬有花さんの歌声がまさに"これしかない"という感じでマッチしていてただただすごい。歌声の心地よさがとにかく半端ないし、あえて"前面に出さない"MVも天才的だし、本当に全てのバランスが奇跡的でやばいなあという印象しかないです。もっと広く評価されるべき一曲。

アノニマス / 高峰伊織

 伊織さんはデビューした時からその存在を知っているのでここまで3年間の歩みも知っているのですけど、本当に色々紆余曲折あった先にこの曲が出されたというのが本当に感慨深いというか、エモいというか……。変拍子だったりでかなり癖の強い曲ではあるんですけど、ボーカルがしっかりと抑揚や変化をつけて歌い上げているので仕上がりとしてかなりキャッチーになっているのがすごい。さらにうおおおってなるポイントがほんとに多い。各パートのソロもそうだし、アウトロのビブラフォンが最初聴いた時エモすぎて大変なことになりました。あと最後のサビの伊織さん叫んでるところとかね。もうね。あとボンタさんのMVも最高ですね。『星凪の地』からさらに表現がレベルアップしている気がする。というか見るたびに驚かされるのでこのままいくとどうなっちゃうんだ……と怯えています。

僕らの死はコンテンツ / 雪永さくら

 サビのキャッチーさとキラーフレーズとも言える歌詞がとにかく印象的でふとしたタイミングで頭をよぎるようになってしまいました。特にここ数日のVTuber界隈を見て、改めてこの曲を聴いたら色々と思うことがありますね。雪永さくらちゃんはこれ以外の曲も最高のメロディに乗せて毒やシュールを歌い上げていますが、どれも笑顔でぶん殴ってきてる感じがあってすごく好きです(褒めていますよ!)。

薫風 恋しくなって / ヒニチ

 印象的なリフに始まり、たたみかけるように走り抜けていく感じがとにかく最高。こういう曲でポエトリーを挟んでくるのはすごく"理解(わか)ってる"と思います。タイトルが明らかにナンバガのオマージュなのに中身は全然そんなことないのもニヤっとする。人間性が出ていますね(悪口です)

翳り / 潮成実

 単純に楽曲としてのクオリティが数段抜けてる感じがありますね。歌声も歌い方もトラックに対して完璧すぎるし、こういうのだよな~~~!!というミックスも素晴らしい。何より『翳り』っていうタイトルが良いですよね。これを最初のオリジナルとして持ってくるの、本当にセンスが良い。

なつき / まんじゅう

 この曲が生み出されるに至るまでの経緯を知っていると色々な感情が込み上げてくるのですが、それを差し置いても曲として好きです。特にサビのコード進行が個人的に好きすぎてやばい。切ないけど優しくて、深い愛がこもったまんじゅうの歌声だからこそ伝わるんだなと、弾き語りという最小編成だからこそわかりますね。

ファジーブルーの僕らは / 幽夏レイ

 個人的に最近知り合った人の中で一番怖い人なんですけど、歌声は本当に素晴らしいと思います。こういう"爽やかではない透明感"のある曲を作れるのすごいなあと思って作曲者を見たらバーチャルお寿司さんでびっくりしました。確かに作れそうだけど、なんだかイメージになかったな。幽夏レイは色んなベクトルで"透明"を表現できるシンガーだと思います。次はどういう風景を見せてくれるのか楽しみですね。

Change / レグナ

 友達やバンドメンバーであるという贔屓目なしに名曲だと思います。このギターの感じがやっぱり自分は好きなんだなと。何よりもレグナちゃんが自分で歌をうたっているということがやっぱりすごく大きなことだと思いますし、歌うような魂のギターソロも健在。サビのこの全体があふれ出るような感じ、どうやって出すんだろう……。


番外編:入れていいかわかんなかったやつ

Yoru wo koete / Virtual Peyote

 楽曲のリリース自体は去年なのですが、YouTubeにアップされたのは今年なのでどうなんだろーと思って10選からは外しました。とにかく心地いい!!深夜のラジオやストリーミングで突如流れてきたかのような空気感と、印象的なワンフレーズを残して颯爽と去っていくような。実際この曲を知ったのがVTuberのオリジナル曲を流し続ける企画『音楽を止めるな3』だったので、最高のシチュエーションで出会えたなと思います。

サクレ / てれかす × わすわす

 てれかすちゃんが未だに何者なのかよくわかっていません。ふんわりしていることはわかる。かっこいいようでかわいくて、どこか切ないそんなバランスがすごく良い。夏になりたくなる曲!


とりあえず、ざっくりと浮かんだものをまとめました。本当はもっとたくさんありますが10選という縛りなのでひとまず。というか情報が多すぎて何がなにやらわかりません!!!!インターネット!!!!むずいよ!!!!!

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