夢と金(著者 西野亮廣)
読む目的
夢とお金の関係性、活かし方を知る。
まえがき
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。
第一章 富裕層の生態系
お金はお金を上手に使ってくれる人のところに集まる。
知らないものを否定するな。中身を確認せず、批判を繰り返せば、必ずシッペ返しがくる。
「高価格帯の商品」をなくしてしまうと、待っているのは「お金に余裕がない人からお金をとる世界」だ。
プレミアム(高級):競合がいる中での最上位の体験。お客さんの納得感がそのまま相場になり、値上げには理由が必要。
ラグジュアリー(夢):競合がいない体験。売り手の言い値になり、その言い値に納得感を持たせている。
夢とは「皆が知っているけど、誰も持っていない」もの。認知度と普及度の差が大きいほどラグジュアリーになり、普及度が上がれば上がるほど、ラグジュアリーから遠ざかる。
「機能」には常に相場があり、常に競合がいる。「機能を売る」と他と比較され答え合わせができてしまって、最終的には売れ残る。
「機能」ではなく「意味」を売ると、競合がいないため相場もない。
「支援系のクラウドファンディング」の支援者は、自分が支援したお金をそのままプロジェクトに使ってもらうことを望んでいる。お金をかけて返礼品を用意することは、支援者のお金を無駄に使っていることになる。
お金を持っている人間ほど、お金を託す相手を慎重に選ぶ。
安くするためには、富裕層を掴まなくてはいけない。ただ「富裕層が何を求めているのか?」が分かっていないと、富裕層に買ってもらえる商品は作れない。
「熱狂的なファン」と「富裕層」を見誤ってはいけない。
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