なぜ俺は今こんなところにいる……

　俺は、RiJ Summer2022も、RiJ Winter2022も、外苑前のnote placeに何日も通う現地勢だったんだ……

　なぜ観覧の申し込みを忘れていた……

　今回の会場は麹町なんだ……note place移転おめでとうございます。
　そして今回も会場のご提供ありがとうございます。

　ということで、いよいよ始まりました「RTA in Japan Summer 2023」！数年前からじわじわと人気が上昇し、RiJ Summer2021大トリのリングフィットアドベンチャーで大盛り上がりを見せたことも記憶に新しい日本最大のRTAイベントです。
　私はプレイ側で参加できるような腕前ではありませんので視聴側として数年来参加しておりますが、毎回大変楽しませていただいております。

　8/10 12:00より第１走者のランが始まっていますが、予定では8/15 21:00頃まで、平日だろうが深夜だろうが台風直撃だろうが入れ替わり立ち替わり各タイトルのトップRTAプレイヤー達が走り続ける長丁場のイベント。視聴する側もリアルタイムで全てを観ることは困難です。
　そこで、あくまで個人的にこれだけは観たい！というタイトルをいくつか絞ってご紹介します。

　ただし、これだけは先に言っておきたい。RiJにおいては、全く知らなかったタイトルこそ面白かったりする。まだ見ぬ良ゲーやバカゲーが世界には多数存在する。技術を極めた走りはどんなゲームでも美しい。そして、その中で走者と解説者のコミカルな語りが生む可笑しみ。過去のイベントでも、通しで見て一番面白かったと思ったのは知らないタイトルだったということはよくあります。ぜひ積極的に色んなタイトルを見て欲しいと思います。

１．スーパーメトロイド（8/14 03:30頃）

　個人的に絶対に見逃せないタイトルがこちら。メトロイドヴァニアに限らず本家メトロイドシリーズはRiJ常連ですが、SFC「スーパーメトロイド」は2019年以来の約4年振りの登場。しかし実は非常に高い人気を持ち続けているタイトルで、長年の研究により開発されてきたシーケンスブレイクの豊富さと美しさ、何より通常テクニックにも求められる操作精度の高さ。そのすべてが見どころです。カテゴリも非常に豊富ですが、同じカテゴリでも人によってルートが違ったりとレース形式でも映え、今でもなお記録が更新され続けています。スーパーマリオワールド等と並んでRTAを代表するタイトルの一つです。
　今回はLow%Speedという、スピードブースターを取得するルートでアイテム取得を最小限に抑えるというカテゴリです。走者はサスレイムさん。メトロイドRTA界隈では超有名人、日本人トップのプレイヤーです。どんなプレイを見せてくれるのか楽しみでなりません。

　スーパーメトロイドをこんなに楽しみにしているのには理由があります。もともと好きなゲームだったということもありますが、私自身、15年ほど前に実機でRTA紛いのプレイに挑戦したことがあるのです。カテゴリは100%run。実タイムは計測していませんが、ゲーム内タイムは以下のとおり1時間24分。

　speedrun.comのリーダーボードを見たら世界550位くらいの記録でしょうか。とても競えるようなタイムではありませんが、スーパーメトロイド研究所というサイトを参考にルートを考えるのもシーケンスブレイク用のテクニックを練習するのも本当に楽しかった。それなりに成功率が上がったのでいけると思っても本番で失敗し、何度か挑戦して成功したときの喜びはひとしお。RTAの楽しさを教えてくれたゲームと言っても過言ではありません。

２．愛・超兄貴（8/11 23:55頃）

　言わずと知れたバカゲー「超兄貴」シリーズの２作目。でもバカゲーに限って音楽に味があって良かったりするんだよなぁ。超兄貴の音楽といえばシリーズ１作目のドイツ人ジャーマンが圧倒的に有名ですが、この「愛・超兄貴」の音楽もなかなか……。というかちゃんと全曲聴いたことはありません。
　プレイ中の画の強さと相まって、深夜の20分ほどですが非常に濃厚な漢の時間が流れると思われます。

３．悪魔城伝説（8/13 14:10頃）

　悪魔城ドラキュラシリーズの３作目。専用チップを使用しFCとは思えない重厚さを感じさせ、世界観を見事に表現した素晴らしいBGM。クリアするだけなら難易度はそこまで高くないものの、タイムを狙うなら動作の特殊な仕様を完全に理解し、それを利用し、細かいキャラコントロールが要求されるため格段に難度は上がる。
　ステージごとに変わる素晴らしいBGMを十分に堪能する余裕がないほどのスピードで駆け抜けてしまいますが、見事なプレイと共に楽しみたいと思います。

４．ときめきメモリアル（8/15 18:20頃）

　以前のRiJでも同走者によりときメモが走られて大いに笑いながら観たことはよく覚えていますが、今回は……何と目隠しRTA。発表された直後から意味が分からないとか人間超えてるとか盲目主人公による純愛とか各所で話題となりましたね。
　走者のKazupoonさんが動画を投稿されていますが、どんなことになってしまうのかRiJ本番での走りを驚きと共に楽しむために敢えてそちらは見ずに臨みたいと思います。登場順は今回のRiJの大トリ「スーパーマリオ６４」の１つ前。待ち遠しいです。

まとめ：全タイトル楽しみ

　上記以外にも楽しみなタイトルはありますが、最初に書いた通り知らないゲームが爆発的な面白さを見せてくれることが多発すると期待しています。そういう意味では全タイトル楽しみで、できるだけ多く観るためにこの３連休中は他の予定を入れていないほどです。

　折悪しく台風７号が接近していますので、会場で走られる走者の皆様、運営・ボランティアの皆様、現地観覧の皆様はご注意いただき、無事に各タイトル及びイベント自体が完走されることを祈念しつつ視聴いたします。

　noteが協賛しているイベントなので、双方の発展に寄与できればとの思いから、noteへの記事の投稿及びイベントの宣伝として協力させていただきます。