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「和文化の楽園」は等価交換の「ベア&シェア」で運営する⁂

「和文化の楽園」を創るために必要な要素、9項目とは?
9つめは、「ベア&シェア」についての説明です。
「負担&共有」?この造語に込められた意味とは?!


⑨力を出し合い、成果を公平にシェアする
 「ベア&シェア」方式です。

私は独立して25年間、フリーランスの立場を経験し、この働き方の長所も短所も痛感してきました。そしてフリーランスの自由さと、組織の安心感を兼ね備えたチームビルディングができれば最高だなと、思考を巡らせてきました。

宇宙の法則は「等価交換」だそうです。

価値に等しいものを受け取る。
10円のものは10円と交換する。1,000円のものは、1,000円と交換する。
これが等価交換です。

10円の価値なのに1,000円を受け取ると、それは余剰の負荷が掛かります。
バランスの悪いものは、バランスさせようと宇宙の法則が働くので、余剰分を引きはがすような事故やアクシデントが発生します。(宝くじに当たって間もなく事故にあった、等の話は時々聞きますよね…)

 これを基本に考えると、
「何かの価値を生み出し、それに応じた収入を得られる仕組み」
が作れたら、より安全に生きられそうです。

人間の本質は「クリエイション」です。人は誰でもクリエイターです。
冗談を言って「笑い」を生み出したり、
掃除をして「快適さ」を生み出したり、
物を加工して「芸術作品」を生み出したり、
それらはすべて、何かの価値を生み出す、クリエイターの仕事です。

その価値を認めて等価交換する仕組みを作りたい、
そしてフェアであることが継続要因であるのなら、できるだけフェアに、
持続可能な形を整えたい。

どうしたらいいのかな。とずっと考えてきました。

そして、こう考えたのです。
スタート時点では「お互いに評価しあう」みたいな簡単な仕組みでいいんじゃないかな?と。ここを完璧にしようとしたら、いつまで経っても進めない。だから「等価交換を目指してます」程度で良いんじゃないかな、と。

その上で、「価値とは何か?」を考えた時、「責任」はとても大きな価値ではないかなと、考えました。そして責任範囲が決まれば、安心できるし、のびのびと自由に能力を発揮しやすくなるのでは?と。

経営者として社員を雇えば、当然ですが給料を払う責任が発生します。その重圧は今の私には、精神的にも能力的にも、非常に厳しいものがあります。人の給料を払えるだけの十分な利益を生み出せる事業計画になってるだろうか、と考えるだけで足がすくんでしまいます。

もしも、この事業に対して「自分の人生を使う価値がある」と共感してもらえた人と一緒に、恊働できる形が作れたら…
フリーランスの集合体として、其々が責任範囲を明確にしながらチームで仕事をして、利益を貢献度に応じて公平に分ける仕組みが作れたら…
それができたら最高だと思うのです。

フリーランスの集合体が、責任に応じて利益を内部で分配する方法を「ベア&シェア(負担と共有)」という造語で表現しました。これなら「誰かを雇用する」経営者責任の重圧からも解放されるので、私の「身の丈に合った方法」です。

各自の得意分野で、「責任業務をいかに達成するか」を主軸に、自分のペースで仕事ができます。何よりも「時間」に縛られることが減ります。

仕事のために自分の生活を犠牲にするような生き方・働き方はしたくありません。この「価値観」に共感する仲間であることが大前提ですが、子育てやスキルアップ、趣味など、自分の生活ペースに合わせて、納期や〆切も皆で話し合いながら調整できると思います。

収入に関しては、最初は才能を「投資」してもらう形なので、すぐには利益になりませんが、利益が出たら、貢献度に応じて分配します。(ここに関してはやはり資金調達の必要を感じています…事業計画書が必要ですね)

また、「仕事にすると責任が生じるからボランティアで手伝いたい」と言う人も実際にいます。無責任に関わりたい人もぜひ手伝ってもらえると嬉しいです。

都会では固定費が高く、このような実験的な生き方はできません。でも自然の中なら、空き家もあるし、食べ物にも困らないし、工夫次第で自然の恵みをたっぷり頂きながら、楽しく仕事ができます。「ベア&シェア」は、自由と責任のバランスを自分で取るスタイルです。宇宙意識で生きる人たちだからこそ実現できる、「真に自由な働き方」と思っています。

もしも共感してもらえる人が集まってくれて、そして実際に動き始めたら、分配方式はガラス張りにしてみんなで検討するのがいいと思っています。その時の「叩き台」として、この「シェア&ベア」を検討項目に入れてもらえたらいいなと考えています。

「組織は固定化すると腐る」というのが宿命らしいので、固定できない柔軟な組織で、プロジェクト毎にシェア&ベアしていけたらいいなと考えています。

>>次は「一緒に作りたい人募集」について。>>

「和文化の楽園創造」「異文化交流」の活動資金に充てさせていただきます。ありがとうございます。