見出し画像

ガールズ&パンツァー&ぼく

内藤あんもさんの記事を読んでから手を付けたのでオマージュとちょっとのひねくれを混ぜたタイトルに。

ガルパンを最初に見たのは3話か4話だったとも思う。少なくとも最初は見ていなかったのは確実だ。キャラデザが島田フミカネ先生で、同じくフミカネさんがキャラデザしていて当時すでに人気だった「ストライクウィッチーズ」のイメージが頭にあり、ああいう感じのアニメなのだろうなと勝手に思っていた。
見始めたきっかけは何だったのだろう。Twitterだったか。今となってはもはや思い出せないが、どっぷりハマった理由として「浜松ジオラマファクトリーへのアクセスが良かった」ことが大きかった。

ジオラマファクトリーで、それこそまさに、あんもさんの作ったⅣ号と同スケールのフィギュアを見て「こういう組み合わせの楽しみ方いいよなぁ」となったのだ。

それと前後し、静岡ホビーショーの物販でキットを買い、ワンフェスではガルパン関係のキットを買いあさり、戦車もいくつか作り、マックスファクトリーから出たFigma VehicleⅣ号を買い、大洗にも行き・・・と色々しているうちに10年が経っていたのだから結構びっくりだ。

その間に、本編は劇場版が公開になって「これでガルパンも終わりかなー」と思っていたら最終章が発表・公開になって、令和四年現在でもまだ完結していないのだからわからないものだ。
模型関係では、ガルパンがなかったらワンフェスに足繫く通うこともなかったかもしれないし、今でもガンプラをはじめとした2足歩行ロボットだけを作っていたかもしれない。

戦車のプラモを作りだしたのと同時に、シタデルカラーを使うようになったのもガルパンのフィギュアを塗るのに使いやすかったからだ。1/20や1/35は筆塗りじゃないとやってられない。思い返すとモデグラを毎月買うようになったのもこのガルパン特集が載った頃で、からぱたさんの写真の連載に「すげー面白いな」と思い始めた頃だ。こうして思い出せば出すほど、ガルパンからめちゃくちゃに影響を受けているとわかるな、人生。

昨日掃除をしたついでに、買って以来「いつか貼ろう」と思い続けていた付属のシールをFigma Vehicle Ⅳ号戦車に貼った。あんこうマークと大洗高校の校章だ。今まではただの「でかいⅣ号戦車」だったのが「でかいあんこうチームのⅣ号戦車」に変わったのだ。これだけで本当にとてつもなく大きな変化がある。

携行品のセットもあるのでいつかやる。人生の宿題。

それまでもずっと店頭にいた「よくわからない戦車の模型」にマークを5枚貼るだけであっという間にキラッキラに輝き出す世界は最高に面白い。少しのスパイスや「違う視点の見方」をするだけで、それまでくすんで見えた模型店の棚はキラキラに輝き出すのだ。
それに気づかせてくれて模型の楽しみを広げてくれたガルパン。実は数年前から作りかけで放置している戦車模型が一つある。デカール付きの「ガルパン仕様」にはなっていないタミヤのキットで、可愛いフミカネガールの代わりにカッコいいアニキが一人ついてくる。ガルパン10周年に思いを馳せながら、今年中には色を塗って「校章」を張り付けて完成させてあげたいなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?