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RGの味を再確認する~RG νガンダムを作りました~

RGことReal Grade。

「本物であること」を追求し、緻密なパーツ構成や質感表現を実現。モビルスーツを作る楽しみと興奮を1/144スケールに凝縮したブランド。

https://bandai-hobby.net/brand/rg/

最初のRGはいわゆるお台場ガンダムを1/144にしたものだったので、そういう名前が付いたのだが、様々なMS、ロボットがキット化された今では「Realとは、本物とは・・・」という気持ちにもなったりする。それはさておき、久々にRGを組んだら「やっぱ素組の満足感あるし意外とRGは初心者にオススメなのか?いややっぱ違うか?誰か初めての人組んでみて!僕はめっちゃ好きだぞRG!」と思ったりした。

まずパッケージがカッコいいのだ。

RGはパーツ数が多い。まぁ多い。なので手数がとにかく多く、作るのに時間がかかる。これはもうシンプルに手数の問題なので慣れてるとか慣れてないとかって話とは別次元の話だ。パーツが多いと把握しないといけない組み立て工程が増えてくる。これが「初心者向けではない」とされる理由なのかなと思う。ただ、考えてみると「2D で表現された組み立て図から3Dの状態を想像して組み立てる」コレ自体が慣れていない人にはちょっと難しい気がする。そうすると、RGだろうがHGだろうがあんまり関係ないのではなかろうか。

脚になったな、と思えるとこまでくる

ただ、同時に「手数が多いゆえにそれなりの形になるまで非常に時間がかかる」というのが足かせにもなる。やっぱ「サクッとそれっぽい形になるとうれしい」のだ。ここで手元にあるカーモデルを手に取ってみよう。オーナーズクラブのRX-7(改)だ。カーモデルは何が良いかって多くの場合「一撃でそれと分かる形のパーツが入っている」。もうどう見たって「RX-7じゃん」となる。ゴールがパキっとわかると人は走っていけるのだ。

どう見ても車ですね。ゴールがわかりやすい。

とはいえ、RGの手数が多いのは色分け(と可動)のため、と言っていいほど完璧に色分けされている。なんだかんだ言ってもキャラクターモデルはカラフルなので、その色がそれなりに再現できるとうれしい。組みあげるだけでカラフルになっていくとやっぱり「あ、初めての人には色がビシビシっと再現されている方が嬉しいんじゃないのかな?筆も塗料も買わなくていいし」と考えてしまう。ニッパーだけで組めるとやっぱうれしいじゃん?あ、でもRGだとナイフとピンセットは欲しいか…そうすっと工具のハードルはまた少し上がるな…

この辺まで来るとあと少し。

そんなことを考えながら組み上げて、となりにEGのνガンダムをドスンと置いてみる。う~ん、これのどっちがカッコいいかはコレもう好みなのでは…?それでも、やっぱ関節動かすと連動して装甲が動いたり、組み立てた後でも内部メカが見えたりしてちょっと嬉しい。カーモデルでも組みあがった後でボンネット開けられると嬉しいし、バイクモデルもカウル外せると嬉しいじゃん?嬉しいよね(断言)

どっちもカッコいい。

「あんまりプラモ作ったことがない人」にRGとEGの二つを作業込みで見せたときに「じゃあこっち!」と選ぶ「こっち」が「どっち」なのか予想するのは難しいところだ。けど、意外と不慣れな人でもちまちま根気よく組んでいくと「わぁ、こんなすごいの出来ちゃったぞどうしよう!」とライジング出来る気がした。根気は要るがそれに見合った満足度を与えてくれるハイエンドモデルとしてのRGが僕はやっぱり好きなのだ。
と、完成させたような事を書いてますが、まだシール貼りが残っているので完成はしてないんじゃよ。やっていきましようね。

それでは!

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