髙地担爆誕記録後編〜青春が遅れてやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!〜

さて、後編です。何故か副題が某ビートルズになっていますが、特にそのモチーフとかはありません。日本語として面白いので使ってます。
ちなみにもっと簡潔なSixTONES沼落ちログはこちら。

https://note.com/kasst_313/n/nc6fdcd96552c

2022年後半〜2023年

作間担の友人と、「色んなジャニーズのコンサート見たいよね」「私KAT-TUNのコンサート見たくてFC入ったよ」という話をしていた。

そこから、「じゃあ次見たいのってSixTONESのコンサートじゃね?じゃあFC入るか?」となり、そのまま2022年の秋にFCに入会する。

アリーナツアーは落選したが、めでたく東京ドームコンが当選。
というのも、SixTONESのツアーはここ数年1月スタートのスケジュール。
前年の秋くらいに入ったらだいたいちょうど申し込みに間に合う感じになる。
倍率高いって言うから、いつかは当たるだろう!という運任せ。 
そもそも前年のツアーから動員数が減ってるアリーナツアーってなんだよ!?
そんなアリーナツアーが落選だったからドーム当選なのでは?じゃあみんな結構当たってんじゃね?と、Twitterを見たらそうでもなかった。
さらに、東京三日間(金土日)のうちの土曜日が当たったので「倍率的に高そうな日だけどいいの!?」と逆にびっくりしていた。当たるなら金曜日だと勝手に思っていたので。

ところで、SixTONESのコンサートは21年くらいから興味があったものの、FCに入るのに迷っていた。
その理由の一つに「好きなタレント欄」に誰を入れるか、という点があった。

コンサートを申し込むだけなら、誰の名前でもいいのだが、入れるのであれば特に好きな人の名前を入れたい。
実は入会時は決めきれず、DASHで毎週見ている慎太郎の名前にしていた。
というのも、入会時には髙地優吾さんの顔は好きだが、中身をよく知らなかったという状態だった。

これまで他のグループにハマった時は、顔やパフォーマンスから入って色々調べて、最後にFCに入るという手順を踏むことが多かった。
でも今回はそれが無かった。
だから髙地さんの名前を選ぶことに、一回ビビったのだった。今思えば直感に抗うことが無駄だったと思う。当て馬みたいにしてごめんな慎太郎……

ドームツアーの申し込み後、仕事のストレスと人間関係からメンタル不調になり、休職していた。その後「こっから」発売の頃に職場復帰して、今も無事に働いています。

人生20数年しか生きていないけど、その人生の中で一番どん底まで落ちた。
刺激が強いものを受け付けられない。
テレビが見れなくなった。
あんなに好きだったアイドルにも手が伸びない。
エンタメを摂取する体力も無くなった。
休み始めた直後にも舞台を見に行ったけど(休職前にチケットを取っていたので)、こんな状態で楽しめるのだろうか、行く意味があるのだろうか、と、直前まで悩んでいたレベルだった。

一方で、家の中ではなにか音がないと落ち着かないタイプだった。
曲は限りがあるし……と、そんな時にラジオを聴き始めた。

リアルタイムのラジオだと、急に事件や事故のニュースが入って精神的に揺さぶられるかもしれない。それなら途中にそういう時間がない番組をタイムフリーで聞いた方がいい。元々radikoプレミアムに加入していたのが功を奏した。

できるだけ放送時間の長いジャニーズの番組を選んでいるうちに「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」に出会う。以前にも1〜2回聴いたことはあったのでとりあえず聴いていた。とにかく面白いと思った。しばらく夢中で聴いていた。

そうこうしているうちに4月の「慣声の法則」東京ドームを迎えた。
ろくに予習もできなかったけど、ジュニア時代の曲も結構やってくれたので、全身で楽しむことができた。

そして、唯一記憶がはっきり残っていたのが、「大画面に抜かれた髙地優吾さんの笑顔に脊髄反射で叫んだ」ということ。

そこから「SixTONESなら髙地さんかもしれない」と本格的に彼に舵を切った。

なんせ、数年ぶりに何も考えずに黄色い声が出てしまった。普段低い声で「ウェ〜」と拳を挙げているような人間なのだ。叫んだ直後、自分にびっくりしてた。

さて、ストのドームが終わった後、関西ジャニーズJr.の「Aぇgroup!」のコンサートにお邪魔した。そこで前々から好きだった佐野晶哉くんがさらに好きになったが、そんな佐野くんが定期的出ているのが「ハマダ歌謡祭」だった。

佐野くんきっかけで番組を見ているうちに、ジェシーと樹への解像度が上がる。樹って思った以上に歌が上手いじゃん……!?と衝撃。ギャップです。

SixTONESの情報を積極的に仕入れ始めるので、「刑事7人」に樹が出ることを知る。
放送前にもかかわらず、役柄的に明らかにハマる!これ見たら「井手孝也」の呪縛にとらわれるやつだ!と直感。

興奮が勝ってまんまと見た。ダメだった。
キラキラジャニーズが闇をまとう役をやると最高〜!!!!!!

それと並行でTwitterで「ストの犯人役まとめ」だか「ストの刑事ドラマ出演まとめ」が流れてきたので眺めていた。そのラインナップは樹、きょも、髙地さん。え、髙地さんもラインナップされるの?と見て、出会ったのが

「特捜9」の白羽くん。

某動画サイトで出演部分だけの動画を見たのだが、これがまた最高に良かった。
本人のイメージとは逆の役をやるパターンで、当時出会っていたら「なにこの子気になるんですが」と、何かを感じていてもおかしくない……!と思った。

個人的に自担には闇を抱えていたり、犯人役だったり、とにかく道を外れた役柄をやってほしい欲があるので、満点!!!!!!

ちなみにこれまで髙地さんが出演したドラマに「ブラックペアン」があった。主演がニノだし、もちろん放送当時はリアルタイムで見ていたはずなのに、まったく覚えてなかった。覚えていたのは「ジャニーズの後輩が患者役でゲスト出演する」「演奏家の役」というところだけ。興味がなければ、たとえ共演していてもよっぽど衝撃がないと覚えてないんだな〜と思った。

2023年の6月5日放送のCDTVで「こっから」のフルサイズが初披露された。
二番のメンバーカラーの歌詞に胸を打たれて、「こりゃ買わにゃいかん」と三種セットを即予約。その日のスクショが残っています。

2023年7月15日の音楽の日では「こっから」とディズニーコーナーで、「SixTONESのスタイル」と「他の世界を表現すること」の両極端な世界を見る。
どんなに「ジャニーズ事務所」の中で異端になろうと、根っこには「ジャニーズ」「アイドル」という精神があるじゃないか…!と惚れ惚れ。

そこからは「転げ落ちるみたいに加速して 熱い記憶忘れられない」とA.B.C-Zの「Crazy Accel」をBGMに、底無しの「SixTONES」と「髙地優吾さん」という名の井戸を自ら掘り続けています。

急に思い立って、TwitterやInstagramで過去の画像を検索して、大量に保存して悶え苦しんだり。
iPhoneのロック画面をSixTONESにしてみたり。
「髙地優吾に夢中になりすぎてヤバい」という理由でオタ友に電話させてくれと泣きついたり。髙地さんにメロメロになった私を茶化さず話を聞いてくれた友人たちに感謝。
髙地担になった人のブログを読んだり、過去の舞台のレポ記事、感想記事。雑誌の内容やラジオの発言まとめ記事を読み漁った。

ちなみにiPhoneのロック画面をSixTONESにしたら、ドーム落選したので前のロック画面(PUI PUI モルカー)に戻しました。歴戦のチケットを当ててきたモルカーに速攻戻されるSixTONESくんが若干不憫だが、まあ許せ。

嵐から始まった私のジャニオタ生活も15年になろうというのに、中学生とか高校生のオタク一年生がはしゃぐような盛り上がりっぷりで、「あー、あの頃は大人になりたくて、素直にはしゃげなかった感情を掘り起こしてくれたんだなー」と、遅れてやってきた青春を、髙地さんとSixTONESを通して味わっています。
とにかく私の中で、彼らへの熱量がえげつない。
彼らと同世代というのも拍車をかけている気がします。

その熱量がフットワークの軽さに影響した結果、初めて現場のために関西遠征したり。

https://kasst313.hatenablog.jp/entry/2023/10/14/175421

初めて福岡遠征したり。

https://note.com/kasst_313/n/n151b63c234e5

物理的にもかなり振り回されていますが、そこまでできるほど、髙地優吾さんのことが、とんでもなく大好きなのでした。

髙地さんのどこが好きか

見た目

ジャニーズを見ている時に「ああいう人なりたい」と思うことがよくある。
個人的には今はただの「憧れと変身願望のあらわれ」なので、性別変えるとか、恋愛対象が同性〜とかそういう話ではまったくない。

ただ「そうなりたい」と純粋に思う。
「髙地優吾さんの顔・体・骨格になりたい!その身体のスタイルが欲しい!!!」
と画像を見るたびに反芻するし、VVS福岡で彼を一心不乱に見ていた時もそう思っていた。

とにかくめちゃくちゃ憧れている。彼の私服も、派手服もアクセサリーも似合うのがすごい好みです。

髪色メッシュはどんな人がやっていても好きなので、髙地さんが高確率でメッシュにしているのが嬉しい。飛んで跳ねて喜んでる。
眼福。永遠にメッシュ髪にしていてほしい。

ないものねだり、という感情も混じっているけれど、(おそらく)髙地さんはイエベで、オレンジ系やブラウン系をサラッと着こなせるのが、ブルベの私から見ると羨ましいわけで!!!
ちなみに私はイエローが死ぬほど似合わないです。
なんと髙地優吾さんのメンバーカラーはイエロー
ちなみにこれまでのオタク人生で、「着ると顔色がやばくなるメンバーカラーの人」を担当するのは初めてです。おめでとうございます。

本題に戻ろう。
とにかく髙地さんの見た目が好みなので、公式の生写真はソロのやつは全部買ってしまうし、インターネットで流れてくる画像はついつい全部保存してしまう。お陰でSixTONESのフォルダだけ異常な枚数になっている……

深く知ると出てくる意外な一面

グループ最年長なのと、他のメンバーが賑やかなこともあり、「ダディ」と呼ばれるほどみんなを受け止めたり、まとめる役になっていることが多い。

でも実は兄がいる次男坊由来のどこか甘えたい一面が出たり、穏やかそうに見えて横浜育ちのハマの血が出て荒っぽくなったり。
そういうギャップの持ち主。
すこぶるそういうのに弱い。

あと、名前の通り優しい人ではあるが、意外とドライな人だとも思っている。
メンバーが彼のいいところとして、「どんな人にもフラットにいける」という点を挙げている。一方で、本人は「人に興味がない」「(人間関係等々について)素はもっとさっぱりしてる」と言っていたりする。
この「ドライさ」が人とのちょうどいい距離感を保つポイントなんだろうなと勝手に思っている。人に興味がないことと、適度なドライさがあるからこそ、どの人にも平等になる。その結果のあらわれが、メンバーからの「どんな人にもフラットにいける」なんだろうと思う。案外これは難しい。
だか、このドライな一面を持つ一方で、一般的なイメージのあるにこやかで穏やかな優しい面があるので、これを交互に味わってしまったらもうおしまいである。
我々はいいように手のひらで転がされている。付かず離れずの距離で転がされている。
これがドライが8割、優しい2割くらいになると、その昔流行ったツンデレになるが、彼は逆。
優しい7割、ドライが3割。さっきと若干割合違ってるのはまあ置いといて。とにかく普段は穏やかな面の方が強く表に出てくる、というか出る場面の方が多い。
しかし、時々野郎の血と合わさったドライさが出てくるのが、カッコいいし、ギャップがあって良いのです。

おそらくこの優しい面とドライな面のコンボにいい感じにやられているメンバーはジェシーなんじゃねーかと、書きながら思ってきた。それを見守っているのが樹。この詳細は髙地とジェシーの岐阜旅行について話しているラジオ(SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル)を何らかの方法で聞いてください。
聞けばわかるさ、彼が沼地優吾と呼ばれる所以が……

多趣味

調べてもらうとわかるが、とにかく趣味が多い。あと資格マニアなのかと言いたくなるほど資格を持ってる。
ハマるととことんやっちゃうタイプということがここから察せるのですが、私もどちらかというとそういうタイプなので分からなくもない……

私と彼とではもちろん趣味・嗜好の方向性は違う。しかし、彼を通じて「そんなコンテンツあるんだ〜」と私の興味・関心・知識欲を埋めてくれるので大変助かっている。
バイクや車も好きなので、MVのメイキングでバイク見ながらこの配線が昔のでどーたらこーたら…とスタッフに熱弁する姿が非常に見ていて楽しかった。彼の話の中身は深く理解できていないけど、そういう夢中になっているというか、語る姿を見ているのがとても好き!だって、自分の好きなこと話してる人の表情って素敵じゃないですか?
髙地さんのそういうところを見てこっちも自然と笑顔になれるんですよね。

多面、故に持ちうる「不可思議」

ここまで書いてきて分かる通り、「アイドル髙地優吾」が見せる面は多岐にわたります。その結果として、「髙地さんのことを分かったようで分からない」という感覚に陥ることがよくある。というか常にそう。そこが大野さんになんか通ずるところがあるな……と最近思っています。
好きな人の「こういうの好きそうだよね」とか、「こういう時こういう考えになりそうだよね」、というのは長く見てれば、なんとな〜く掴めるもんです。意外と。
でも、それとは別に、突然知らない一面をサラッと出したり、知らない顔が飛び出してくる。良くも悪くも定期的に期待を裏切ってくれる。
「自分の想像する自担」が好きなタイプの人はおそらく疲れるだろう、と思います。実際、髙地さんを知るのに色々読み漁っていた時は知らないことが多すぎて毎回驚き疲れていた時も。
でも、今はそのピークを越えたのもあったり、むしろ「予想を超えて来るタイプ」なんだと、うまく自分の中に落とし込めたようです。
見た目にの優しさに反して易々と「理解」させてくれないタイプなので、非常に難易度の高い人だな……。
勝手に「最終兵器」だと思ってるし「研いだ爪隠し牙を剥く」とも思ってる。

「板」の人であること

先の「最終兵器」「研いだ爪隠し牙を剥く」からのお話。
正直、個人的には、彼の本気を解き放つのに、あと五年くらいねかしておきたいとも思う。でも、時代のスピードが早すぎるのでせめて、二年!!!二年は!!!ねかせて熟成させたい!という気持ちがある。

そこには、「二年間で舞台立ちまくってくれ」という願望もある。

SixTONESは元々ドラマで集められた6人。その後もコンスタントに演技仕事がある。
とはいえ、グループの中ではバラエティ班の髙地さんはゲスト出演が多い。本人も「中丸銀河チャンネル」で演技については語っているので、詳細はそちらを確認してほしい。
映像か、舞台か、と言われたら、髙地さんは後者の方が楽しいタイプ。それは、昨年の「星降る夜に出掛けよう」で実際演技している彼を見てひしひしと感じた。

A.B.C-Zも掛け持ちしていた人間なので、ジャニーズが出ているものに限るが、そこそこ舞台を見た経験がある。
確かに値段は高い。
しかし「なまもの」であるからこそ、目の前で繰り広げられている演目に夢中になれる。ドラマでよくある、「話がいいところだからそろそろCM入りそうだな」といった余計な考えもよぎらない。私は大人になるにつれて、そういうので集中が切れてしまうようになった。
また、同じ演目を二週間やっていても、同じ演技をしている日に当たることは二度とない。
その「走り出したら止められない時間」を積み重ねて完成するのが、舞台である。個人的にその切なさとスリルに魅了されたのと、止まらないからこそ話の筋を追うのに頭を使う、という点で舞台が好きになった。

なので、自担がコンスタントに舞台に出ると嬉しいし、本人の口で舞台が好き、やりたい、と言ったことが本当に嬉しかった。

もともと初代ジャニーズは、映画「ウエスト・サイド・ストーリー」を見たところから始まったし、ジャニー喜多川氏はブロードウェイ・ミュージカルに魅了され、彼の手がけた作品は有名作品からのモチーフも取り入れられている。「少年たち」でも見られる、赤と青の対比と対立構造も「ウエスト・サイド・ストーリー」から。
そういうのもあって、私の自論に「とどのつまり、ジャニーズは最終的には舞台の上で輝く」がある。もちろん、この「舞台」には、「コンサート」という「舞台」もあるし、「演劇」としての「舞台」「板の上」も含まれる。

グループのカラーと売り出し方が、「ジャニーズらしくない」。そういうところで支持されているとは思います。
でも、最終的には、「ジャニーズらしい」ところに立ち返ってきているところに、グッときてしまった。

もちろん、「星降る〜」の前に既に髙地さんに夢中になっていたけど、舞台が終わってから、中丸銀河チャンネルをはじめとして「また舞台やりたい」という発言を何度もしている姿に、不覚にも私の思っていたこと、自論などと重なってしまって、より好きになってしまいました。
彼が舞台に立ち続ける限り、その姿を追い続けたいと本気で思った。そのためにせっせと働きます。

まとめ

というわけで、2023年今更SixTONESにハマるなんて思っていなかったし、自分で思っている以上に髙地優吾さんへの熱量が高くて驚いているよ!!!!!!

たまたま、8.8でデビュー発表を見てしまったので、人生初の「デビュー発表を生で見たグループのファンになる」というオタクビンゴのマスが埋まってしまった。一生埋まることないと思ってたのに!!!

しかも、「え、そことそこがリンクする?」ということがあったり、私が髙地さんにハマった途端に出演バラエティ番組が立て続けに放送されたり、まさかのNHKローカルで地元県にロケに来たり……世界が私を中心に回っているかのような、2023年後半でした。
「偶然?必然?」と「彗星の空」の歌詞を呟いてしまいそうな出来事ばかり。

SixTONESが人気グループで、世の中の需要が大きいから供給も豊富、ということももちろんありますが、久しぶりにワクワクして刺激的な出会いがたくさんあって楽しいです。
とにかくSixTONESのエンタメに触れる毎日が楽しい!!!

2023年下半期にかけて事務所のゴタゴタがあっても、年明けて2024年になっても、SixTONESに夢中なおかげでメンタルが安定しているし、いい感じにアイドルとファンの距離感を保てている気がします。

永遠にSixTONESでいてくれとまで願うのは流石に対価としては不釣り合いなので、ゆる〜くなが〜く、ファンでいられることを願ってます。

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