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AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト#2 (ストレージ編)

AWS ストレージサービス

AWSのストレージサービスにはブロックストレージ・ファイルストレージ・オブジェクトストレージの3つがあります。

ブロックストレージ

【用途】
データベースや仮想サーバーのイメージ保存領域のように、頻繁に更新されたり高速なアクセスが必要とされる用途で使われる。
※データを物理的なディスクの上にブロック単位で保存するのでブロックストレージ

【サービス】
EBS (Elastic Block Storage)
EC2 インスタンスストア

ファイルストレージ

【用途】
データをファイル単位で管理するストレージ。
複数のクライアントからネットワーク経由でファイルにアクセスするといったデータの共有のために使われたり、過去データをまとめて保存したりといった用途で使われる。

【サービス】
EFS (Elastic File System)
Amazon FSx

オブジェクトストレージ

【用途】
更新頻度の少ないデータや大容量のマルチメディアコンテンツを保存する用途で使われる。(画像データとか動画データとか)
ファイルに任意のメタデータを追加してオブジェクトとして管理するストレージ。
(静的Webサイトのホスティングもできる。ただし、この場合はバケット名とドメインを合わせるなどの注意が必要)

【サービス】
S3
S3 Glacier

各サービスの特徴

EBS(Elastic Block Storage)

【前提(概要)】
作成時にAZを指定する(AZ依存型のサービス)
EC2にアタッチして使うことが一般的
基本的に1つのEC2にしかアタッチできない
(一応マルチセッションは可能)

【ボリュームタイプ】
EBSには性能の異なる4つのボリュームタイプが存在する。
・汎用SSD(gp2、gp3)
 標準ノーマルタイプ。SSDのサーバーにSSDのハードディスクを外付けするイメージ
 最大16TBまで拡張可能
 最低3,000IOPS〜16,000IOPS

・プロビジョンドIOPS SSD(io1, io2, io2 Block Express)
 EBSの中で最も高性能なタイプ(けど一番高い)
 データベース用などに用いられる

・スループット最適化HDD
 SSDではなくHDDです
 大容量ファイルを読み取るような場合などに最適

・Cold HDD
 性能は最も低い
 アーカイブ用途が主

【特徴】
AZ内で複数のディスクに複製されているので、1つ壊れたくらいじゃ大丈夫(ユーザーは関知しなくてよい)
スナップショットから簡単にリストア可能

ストレージ自体を暗号化することができる。途中から暗号化する場合は、新しく暗号化設定をしたEBSにスナップショットからリストアするのが良い

【注意点】
EBSは拡張できるけど、縮小はできない。

EFS(Elastic File System)

【概要】
AWS上で作成できるNAS

【パフォーマンスモード】
・汎用パフォーマンスモード
・最大I/Oパフォーマンスモード
 基本は汎用パフォーマンスモードでOK。ただし、数千台といったクライアントからの同時アクセスが想定されるようなケースに最大I/Oパフォーマンスモードがある

【スループットモード】
・バーストスループットモード
・プロビジョニングスループットモード
・エラスティックスループットモード
 求めるスループット性能によって色々選べます〜

Amazon FSx

【概要】
フルマネージドなファイルストレージ
・for Windows
・for Lustre
・for NetApp ONTAP
・for OpenZFS
こう言うのが使えます。
for WindowsだとAD連携ができます。しかもマネージドなのでパッチ適用などはAWS側の責任範囲です。

S3はそれだけでまとめます〜

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