今週後半研究に完全に行き詰まり、撃沈してました。指導教官から紹介してもらった同じ大学の研究者からメール返ってこない。ソフトの開発者からもメール無視される、サーバー管理者も協力してくれない。エラーは丸二日費やしたのにずっと出続ける。ローカルでやろうとするとデータの移行だけで3〜4日かかるし、ローカルPCがうまく動く保証もない。でも撃沈してる時間も迷ってる時間もない。このままだと何にも結果が出ないから、修論が絶望的…。もうエラー出過ぎて無気力になってしまい、ベランダでのびのび育ってるシソをみても全く癒されません…。もう諦めちゃおうかなぁ〜なんて気にもなってくる。だってずっと雨だし、洗濯物が全然乾かないし。

このままだと自分の精神もやばいし、修論もやばいし、とにかく動かなきゃと思って、面識のない日本人研究者の方にメールを送ってみました。小心者の私はこういうときワタワタするだけで、何にもできないまま事態が変わらないことが多いんですが、その殻を破らなきゃいけないんだな、と決心して、思い切ってメールを書きました。そもそもここで何か動いたところで、今より悪くなることはないと思ったら踏ん切りがつきました。

結果、メールはすぐに返ってきて、内容も非常に協力的で、私は思わず泣いてしまいました。（よく泣く）明日から集中的にやることが決まったのでまたエラーと説明書と格闘できそうです。

こうやって見知らぬ誰かと縁ができて、その人になんの得もないのに助けてもらうことって、本当にありがたいなぁと思います。この研究を始めてから学外の人に助けられてばかりです。その人達には一円も学費を払ってないのに、メールが返ってきて、それぞれの時間を使ってサポートしてくれる。完全にボランティア。ありがたすぎる。

こうやって助けてもらうことって、大切だなぁとしみじみしています。助けてもらった分誰かを助けられるようになりたいし、優しくありたいなぁと思うようになりました。ビジネスの現場では貸し借りは基本的にお金を媒介させて解決するんだけど、こういう何にも担保のないやり方はアカデミック特有なんでしょうか、それとも私が今学生の身分だからでしょうか。どちらにせよ、恩返しできるようにならねばと思います。（もし女性技術者とか、英大学院留学志望の人とかで質問なんかがあったらお知らせくださいね。恩返しの意味でも答えられることは答えます。）

あー、研究うまく行くといいなぁ。

それではまた。