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SLIMデータ送信成功!

おはようございます。
先週土曜日から大きくニュースになっているSLIMについて、今朝の日経の記事を参考に考察してみたいと思います。


記事要約

日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、月面着陸探査機「SLIM」が画像データを送信した後、電源を切ったことを発表。発電できない状態になった太陽電池が主要な電源であるが、誤って西向きになり発電できなかった。JAXAは送信されたデータを分析し、100メートル以内のピンポイント着陸の成否を検証する。SLIMは日本初、世界で5カ国目の月面着陸を達成し、ピンポイント着陸技術が成功すれば、水資源の探査や月の起源解明などが期待される。再起動で詳細な月表面の撮影も可能。JAXAは25日に状況説明の記者会見を予定している。

SLIMの目的

SLIMは日本初(世界で5か国目)の月面着陸を達成したが、SLIMは何をしに月まで行ったのかというと、「ピンポイント着陸」をするため。今まで目標地点から数キロの誤差のある着陸しかできなかったが、SLIMは誤差100メートル以内を目指している。

ピンポイント着陸が必要な理由

ではなぜ「ピンポイント着陸」が必要なのか。従来の月面探査は月の着陸しやすそうな場所に着陸して情報を収集していた。しかし、現在では月の画像データはかなり集積され、かなりピンポイントで探査したい場所がわかるようになってきた。SLIMの擁するピンポイント着陸技術をもってすれば、より効果的な月面探査が可能となり、水などの資源獲得やその他宇宙ビジネスの進化のスピードが上がるのではないかと考えられる。

JAXAの記者会見は25日

太陽光発電がうまくいかず、バッテリーを切った状態にあるSLIMですが、データの送信はうまくいき解析が進んでいるようです。
この辺りも含めてJAXAの会見が25日にあります。ちょっと楽しみですよね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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