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全ての働く人にリスペクトを

こんにちは
最近自分のメインで収入を得ているお仕事に対して、他者からの評価によってマイナスの感情をいだくことが多くなり、ここでなぜそう思ってしまうのか客観的に考えてみたいと思います。
そう感じる要因を世間一般共通認識の部分(=社会的要因)と私個人認識の部分(=個人的要因)とで分けて分析してみます。


社会的要因

当該仕事内容に対する世間一般のイメージ

私のお仕事は人の業務を監督し、法令をはじめとしたルールに則っているか否か判断するお仕事です。則るルールは多岐に渡りますし、世間の慣行等明文化されていないけれども考慮すべきことにも則っているか否かを確認していきます。実際に事業を作っていこうとしている方たちからするといちいち文句言われて邪魔をされてうっとうしいとすら思われることもあるでしょう。

ただ、私が自分の仕事にマイナスの感情を抱くのは、監査をしすぎて疎まれているときではありません。

「一通り必要な形式だけ整えておいてよ」

みたいな、誰にでもできる作業として仕事を依頼された時です。あー、そういう考え方で働いているんだなと思うと一気にやる気がなくなります。
実際に業務委託等で近しいお仕事を受ける際には、コストの問題もありますし、部分的な依頼を受けることになるので、中途半端な中でベストプラクティスを探すこともありますが、私の今のお仕事は、ただ作業を終えることで責任を全うする業務委託の人たちとは違うと思っています。
そのことを理解していただいている方は実は管理部門の方でも多くはないのではないかと思います。

当該職種で働く人の年齢層

私のお仕事は一定の経験値が必要となることから、一通りやりたいことをやり終えてから就く方も多く、定年を迎えた後の方がやることも多いイメージです。
実際、私の知り合いの人材エージェントと話をしていた時に紹介された方で、ぜひ私の後任にと伝えたところ、「まだこの人は現役だ」と言われたことがあります。いや、私も現役ですけどね💦
私自身もいつまでこの仕事をやっているんだと言われることも多く、当該お仕事がお飾り的な扱いをされているのかなと思い、ちょっと私の認識とは違ずれを感じます。

実際私も子育てと両立しやすい仕事ということでついた職でもあり、当初のイメージは世間のイメージ通りだったのですが、実際にやってみるとかなり幅広い知見と問題発見能力・コミュニケーション能力が必要なお仕事であり、その意味でもう少し経験値を積んでから就くというのは正解なのかもしれないけれども、決して引退した方が片手間でお飾り的にやっていいお仕事ではないと思っています。

個人的要因

実際に価値発揮できているか自分で判断しづらい

もちろん私的にはベストを尽くしているのですが、指摘事項をいくつ挙げてもそれが会社のためになっているかわからないですし、どこに自分の仕事の価値を見出すべきかまだつかみ切れておりません。大きな問題が起こっていないということが成果ともいえるのかもしれませんが、もう少し小さなマイルストーンを決めてKPI設定して自分の仕事の点検をする工夫をできるといいのかもしれません。
自分で自分を自信をもって評価しきれないのでどうしても他者からの評価が気になってしまうというスパイラルにあるようにも思います。

他の仕事に比べて報酬も低め(?)

これはこの仕事にどれだけ価値を感じてもらえるか次第なので、何とも言えないですが、とにかく人生上がった後の仕事だと思われているところから年金代わり的な発想でセットされていることも多いように感じます。
ただ、価値を感じてお金をくださる方もいるので、そういう方たちにはいただいている報酬見合い以上に仕事で返したいと思うのが本心です。

自己肯定感の低さからあらゆる言葉マイナスにとらえてしまう

これは完全に自分の性格の問題です。何をしても結局自己肯定感の低さはネガティブ感情を生んでいます。これはもう40年も生きてくるとだんだん付き合い方もわかってくるもので、あまりにマイナスな気分になってくると気持ちを切り替えたりしてやり過ごします。
時折りやり過ごせなくなってこんなnoteを書いて、冷静に自分を見つめ直したりしています。

こんな感じでまとめてみて

結論、個人的要因の1点目に書いた部分が重要だと思いました。要は自分で自分を誇れないのです。
おそらく自分で自分の仕事に満足していれば、他者に何を言われても、ぞんざいな扱いをされても、あまり気にすることはないのかなと思います。
少しでも自分の仕事の肯定感を上げていくための目標設定。自分で書いていてこれが今できるベストプラクティスかなと思いました。

また、これは私の仕事がという話だけではなくて、あらゆる仕事は必要だからそこに存在しているわけで、すべての仕事にリスペクトを持って生きていきたいと思っています。多様性の時代とも言われていますが、必ずしも答えは一つでなく、評価の尺度も一つではない。組織内での評価となると一定の秩序が必要なのかもしれませんが、各々の仕事を理解しようとすること、その姿勢のある人たちと働いていきたいし、各々の仕事がより成果を発揮できるためにディスカッションをしていきたいです。

先日かまいたちの濱家さんが薬剤師に対して失礼な発言をして謝罪されている一連の報道を見ましたが、薬剤師もとても重要な役割を担っているのにそれが理解されていない事実に、悲しんだだろうなと思います(だからと言って謝罪している濱家さんをさらに叩く風潮は意味不明ですが)。イメージだけで物事を捉えていると本質を見失いますし、本質をどこかで理解してもらうべく発信する必要もあるのかなとも思いました。せめて、一緒に働く人たちには理解してもらいたい。それでもおざなりにされるのであれば、そういう人たちとは働かず、私が価値発揮できる場所を求めていくだけです。

文章で書くことのメリット

noteである必要はないと思いますが、思いをアウトプットしていくうちに気づくと解決策の一助が見えてくることがあります。
今回もそうでした。
よし明日からも頑張ろう。そんな気持ちが生まれたこのnoteに感謝して本日の記事を終了しようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今後も徒然なるままに書いていきますので、よければお付き合いください!

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