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バックパッカーのバイブル

こんばんは。
読書の秋ということで、私のお気に入りの本についてお話しさせて下さい。

今日のタイトルを見るだけで、「あぁ、あの有名なやつね!」って思う方が多いですよね。
そうです、深夜特急です!

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私が読み始めたのは大学2年生で、中弛みを果て6巻全て読み終わるのに2年かかりました。笑
バックパッカーで読んでる人が多いと思いますが、「1巻しか読んだことない」っていう人にも結構出会いました。

恐らく読んだことある方だと分かると思うのですが、1番面白いのが1巻なんです。その後ももちろん面白いんですが、主人公である作者が旅の倦怠期を迎えたり、騙されて傷ついたりする描写があるので、私は読むのに疲れてしまった時期がありました。今思うと、そこも含めてリアルで魅力的な作品になっています。「旅って楽しいよ、人間的に成長もするし、自分の価値観も変わるよ!」というような形式的なフレーズがなく、本当に作者の沢木耕太郎先生が体験して感じたありのままの人間らしさが読んでいて伝わってきます。

この作品に影響されて、寝台列車、深夜バスで旅したと言っても過言ではありません。
社会人1年目の旅はずっと憧れていた香港、マカオに行ったのですが、その時もカオスで有名な重慶大廈に泊まりました!

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最後のあのフレーズを読んだ時、「ああ、これだから旅はやめられないんだよな」と思わず呟いくぐらい刺さりました。これ以上はネタバレになりますので、気になる方は是非ご覧下さい!

紀行小説が好きなので、皆様のオススメもコメント欄で教えて下さい!

Life is a never ending journey,

KSM


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