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「英語教師」という仕事 3

久々のこのシリーズです!
前回の記事では同職種の方々からコメントを頂きとても嬉しかったです。

本日は「生徒との関係性」についてお話します。私は同じ教室でずっと固定勤務してきたので、この教室で1番長い講師となります。ちなみに私が着任するまでは1年ごとに講師が変わっていたそうで、着任して挨拶した際は「また新しい先生ね」っていう反応をされました。今では1番長く働いていることもあり多くの生徒達と保護者から頼りにされています。もちろん中には私のことが苦手な人もいるかと思います。そんな私ですが4月からは途中退職も視野に入れて別の市の教室に異動となりました。とても寂しいことですが逆に今まで同じ教室で勤務できていたことが奇跡だったんだなと感じました。ただ1度は違う教室で働いてみたいと思っていたので嬉しいことでもありますが、やはり寂しさと不安はあります。

毎年この時期に来年度の話をするのですが「来年もKSM先生いますか?」「KSM先生が担当じゃないと辞めたいって言ってて」と言ってもらえてとても光栄ですし嬉しいです。その一方で申し訳なく思うのです。信頼関係を築いて信頼していただけることは本当に嬉しいのですが「私じゃないといけない」という関係性を生み出してしまったことがいけなかったと感じています。もちろんお気に入りの先生がいることで英語学習を続けるモチベーションが上がることだってあるので悪いことではありません。ただ英語というのは言語でありたくさんの人達と繋がるためのツールでもあるので、私とだけ英語の勉強をするよりも、様々な人達と話すことで伸びていくのです。いつもと違う人に自分の英語が通じた時の喜びも知ってほしいと思っているから、尚更「私が担当する英語のレッスン」に固執してほしくないと感じてしまうのです。

6年もこの仕事を続けていますがまだまだ勉強することはたくさんありますし、未熟な講師です。この教室の生徒達と保護者の皆様に育てていただいたと言っても過言ではないぐらい感謝しています。異動まで残りわずかですが少しでも生徒達と楽しいかつ力を伸ばせるように尽くしていきます。「先生じゃないと嫌だ!」と言っていますが実際私がいなくなったらやっていけます。私は同僚が退職した際にそういった生徒達が翌週には新しい先生に馴染んでいる様子を目の当たりにしているのでわかります。笑

私と生徒間で信頼関係を築くだけでなく他の講師ともコミュニケーションを設ける機会を作ることで「英語を話す楽しさ」を伝えていけるように働いていこうと決意した今日この頃でした。

Life is a never ending journey,

KSM

最後まで読んで下さりありがとうございます!私の記事に共感して下さったら嬉しいです。皆様のサポートは、私の原動力になっています、いつも本当にありがとうございます!!