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プロがその場で100%の力を出して作ってる、それが書籍なんだ!!!!

名称未設定のアートワーク 3


noteの更新完全にストップしておりました…!!


描きたいことはワンサカあってそれについて1つ1つ順序よく書いていこうかなと思っていたんですけど、こういうのはライブ感命だ!!!
ということでまずは創刊第1号の入稿が終わり感じたことを話させてください。
作家として何度も入稿作業はしましたが編集者としてはもちろん初めてのことばかり。


そして私、凄い勘違いしてました。


作家時代も編集者さんは忙しいと思っていたし、書籍には色んな方の力が加わっていることもわかっていたし、喜びも感謝もしていました。
が、なんとなく1冊の本を作る労力として
作家70、編集20、その他10 って感じをイメージしてたんですね。

もちろん作家さんが1作描くからこそ、出来上がるのが本なので間違ってないと思います。作家さんが作品を作らなければ他の仕事は生まれませんから。

しかし編集として作ってみてわかったのは
作家100、編集100、デザイナー100、DTP100、校正100、営業100…
みんな100…!!!(他にももっと細か〜い仕事もあるんですよ)

当たり前じゃん、知ってるよ!と言われても仕方ないんですけど。
みんながみんな100の力を使って1冊の本を作り売り出しているんだなぁと編集者として本を作って心から感じました。


作家として生きてる時も、これをもっと感じたかった。
どうしても作家って孤独な作業になってしまうから1人で頑張ってる気持ちになってしまうし、1人で抱え込んでしまうと思います。
「あなた1人の作品じゃない」という言葉も「だからもっとこっちのいうことに従って作って」というような悪い意味で聞こえてくることも多いと思う。


私が今担当してる作家さんたちが「こんなにしてもらってるのに売れなかったらごめんなさい」「SNSの力がなくてごめんなさい」とよく言われたりします。
全責任が作家にあるとどうしても感じているからだと思います。

知ってほしいのは「あなたの本に携わった人はみんな自分の作品だと思って一流の仕事をしてくれてるよ」ということです。


私ももちろん自分の作品だと思って編集の仕事をしましたし、書籍が完成したら見て見て!これ作ったの!!と自慢しちゃいます。
たまに編集者になったことに対して「自分の本はもう作らないんだね」と言われるんですけど「私の本作ってますよ!」と本気で思っています。


デザイナーさん、DTPさん、校正さんなんかに関してもそう。
「私が作った本」だと思ってくれているからこそ、これだけの仕事をしてくれるんだなぁとヒシヒシ感じます。



そして今、私が作家さんにすべきことは「あなた1人の作品じゃないよ」という言葉を伝えることではなくて、制作〜完成〜発売〜その後を「みんなで一緒に作ってるよ!」と心から感じてもらうことだなと思っています。

しかしこれまた想像以上にドタバタしてるもので、うっかり蔑ろにしてしまいがちなんですけどね…
でも私(編集者)だけが「みんなで作ってる〜!」って実感できてるのってズルいじゃないですか。
みんなで作るって最高に楽しいんだから!

ひとまずは私の担当作家さん「全然感じられないんだけど?!」と思われてましたらすぐご連絡くださいね。大反省いたします。



そんなこんなですが…
はちみつコミックエッセイ創刊第1号!!!
7月15日刊行作品はただ今印刷会社さんにバトンパス中!
作品についての想いはまた後日^^


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