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CE描き方講座インタビュー➂中島悠里さん

マンツーマン指導で漫画もレベルアップ
描きたいテーマも見つかりました!

中島悠里
兵庫県出身、神戸市在中。イラストレーター・漫画家。
書籍や雑誌のイラストカットなどを手掛ける。
昼寝と魚卵と猫を愛する。A型いて座(悪運が強いらしい)。
Twitter 
https://twitter.com/jimapahinasu
Instagram 
https://www.instagram.com/yuri_nakajima_/

――元々同人誌で活躍されていた中島さんですが、改めてCE描き方講座を受講されたきっかけや目的を教えてください。
 
自己流でレポ漫画や日常の話を漫画にしていました。どうすればより読者視点で面白くなるのか、楽しさなどが伝わって色んな人に読んでもらえるかなどを悩んでいた時に、コミックエッセイを数多く担当されてきた松田さんが主宰の描き方講座のことを知りました。より深くコミックエッセイを描くということはどういう事なのか知ることができればと思い受講しました。

▼中島さんの同人誌は下記のサイトから購入できます^^


――ファン読者の方も元々いらっしゃっる中で、さらなる成長を求めての受講だったのですね!講座で特に学びになったのはどんな点ですか?

コミックエッセイはとにかく面白く楽しくないといけないと思い込んでいたのですが、作家の明るい面と暗い面両方見せることで、よりテーマや物語に深みや人間味が出て共感性が高まる、という部分でした。今までコミックエッセイはとにかく楽しく明るくないといけないと思っていたので、自分の暗い陰の部分も漫画を描くうえで出していい、役に立つんだと学びになりました。
 
――中島さんの作品に登場する人物たちは、動きや表情がコミカルで元気がもらえますよね。受講の前と後で、ご自身の作品にどんな変化や成長が見られましたか?

『37歳ままならナイスなソロ生活』(発行はちみつコミックエッセイ)より
推しが尊すぎて震えているお友達のお話です。

受講前はとにかく勢いに任せて笑わせようとする部分があったのですが、受講したことで、よりキャラクターや人物がどんなことを考えているかなど、少しだけですが内面の部分で楽しんでいただけるような漫画が描くことができるようになったのではないかと思います。また、フルカラーで漫画を描くことが少なかったので「ここはもっとこう塗った方が見やすい」「ここはこうするとより効率的に作業ができる」など漫画を描く技術面が上がりました。
 
――12ページの卒業課題を制作されて、印象に残った事はありますか?

卒業課題の前にマンツーマンで松田さんとネームについてや自身について話す時間があるのですが、どうすれば今のネームがよりメリハリが出て面白くなるのかなどを直に指摘がもらえるので有難かったです。講座自体も学びになるし楽しいのですが、プラスアルファでプロ目線で自分の描く漫画について細かく指導してもらえるのでより「なるほど、自分はそういう部分を伸ばしていけばいいのか!」と実感として分かりやすかったですね。
 
――そして、2022年4月に日常生活のままならさを愉快に描いた『37歳ままならナイスなソロ生活』を商業出版デビューされました。出版を経てのご感想や、今後の目標や意気込みを教えてください。

卒業制作に手掛けた12ページを元に、
2022年4月にめでたく書籍化を実現しました!
執筆作業、本当にお疲れ様でした!

今まで自分で旅行記などの同人誌を描いたりはしていたのですが、市場に出て販売される本を1冊描き上げるというのがこんなにも大変なことなんだ…!というのを身に染みて感じました。そしてより広く色々な方に自分のことを知ってもらい「私も!」と共感して楽しんでもらえるのもこんなに楽しいことなのだと苦と楽両方噛み締めました。
今後はより画力もあげ、更に細かく情緒を拾った漫画を描くことができればなと思います。

1984年生まれ×シングル×1K
=楽しすぎる毎日‼
何かとままならない日常を妄想力豊かに! 愉快に!
描き切ったソロ生活応援エッセイです!

――日常の中の些細な出来事をあそこまで躍動感あふれる漫画に仕上げられるのはさすがです!最後に、CE描き方講座の受講を検討されている方へのメッセージをお願いします。
 
自分の弱みや強みなどを客観的に指摘をもらって見つめなおす場というのはなかなかないと思います。またテーマ選びや12枚の漫画を期限を決めて描き上げマンツーマンで指導してもらえるという機会もなかなかないので漫画をレベルアップさせたい方、自分はなにを描きたいのか迷っている方などにすごくオススメです!そして同じコミックエッセイを描く同期の仲間ができるのが本当に心強いので、技術面でも人間関係面でもオススメです!(2回言った)

▼中島さんの躍動感溢れる漫画はTwitterでもご覧頂けます!

――2回も推して頂いてありがとうございます!(笑)
ママならナイス2の続編を期待しております!




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