漂白
『表現』 神ってなに? わかんない。 連関性があるようでない。不自由さと云う雄弁に語る一文と一文の奇妙さが好き。 冗長さを飛び越えたダイナミズムのはき違えをご期待ください。バーカ。
個人と団体。集団(たくさんの家族、核家族。書かなくていい言葉が溢れる)。
知恵熱がわかってきた。
之が成長。
後退と敗北と苦痛の判別を間違えていたと気づくこの2023。
未成年の辞書の意味はき違えを叱ってあげる。
言葉の癖。強い?
精神病、或いは蚊帳の外、未成熟、冷たい目。怖くて豚が制服着て歌舞伎町、或いは霞が関(歌舞伎町も霞が関も一緒ではありません?)。
それに終始した。
文字面。
作法。
不細工。
ぶにゅぶにょな言葉。
生き抜いたのはだれ?
(わたしでいい)
(わたしでしかなく)
誰に対する主張?
言い訳に終始して死亡するときに言い訳する。
「なぜ死んだ??」
なんの職業もいらない。
連関の先を予想するな。
この言葉のリズムを愛せ。
統一するな。
白日。
透明。
『漂白』
大げさな真っ白な瞬間と呼べたら虚実を劇的に挟まない作家として自分に光悦する理由が生まれる。
産まれない!
しね。ころす。僕を殺す。
いけない言葉は検閲検閲兵隊さんやってくる。
あの冬の話。16歳。
一生懸命。
(ゆるしてください)
(いじめないでください)
(迫害しないでください)
僕はリスでした。ガリガリゴリ。
真の差別主義。お前、私を迫害できないな? 迫害対象発見。誰も僕をいじめない。発見しない。
そしたら僕は手入れされていないスパイクの歯でお前の太もも。
サスヨサスヨ。
行われていない虚実をまるで真実のように脚色するわけにはいかない。
妄想のストッパーかける。
俺は真っ白になった。
200メートル全力疾走何回も冬の丸刈り野球部員たち。僕もその一人。
ボールを投げたらあっち向いてホイ。
何を目指していた? 人生は一度きり。これ以上ないほど必死でしたかね。これまで。
振り返ってみるといつも気まぐれ薄っぺら易く。
死にごたえのある生き方ですか? 問いかけ。
本当の俺の目指す、やりてえこと。
ゲームが好きだ。
勝負。下剋上。
ヒトの鼻を明かして、消え去るのが趣味。
やるからには山から見下ろしてほくそえみたい。
(((それ、本音かな)))
真相に選ばれた言葉もカミュの小説のように不条理。
カフカ。あんたもか?
わかんね。
総てがわかんね。
漂白。
あの頃の真っ白。
ガタガタと張っていた糸が切れた。
頑張りすぎた代償。
少年漫画の登場人物のような挫折。
もう立ち上がりたくない。
美談のような結果を選ぶのも癪。
語られたくない。観られたくない。
僕は総ての挫折を嫌悪する。
(((本当にそれはキミか)))
ずっとソファーに涎を垂らす。
空白の時間、貴族のように何度も菓子のように、ガムのように希死念慮を楽しむ。
死を馬鹿にする。
リストカット、飛び降り自殺を最大限馬鹿にする。
死体蹴り。
ばーーーーーか。
青春。
貴重な時間だなんてみなさん。
ぼくたちはアリですよーーーーー。
なんてね。
冗談。
ああ、あなたですね。
と指差す広辞苑のような分厚い物語。
僕は本です。
容原静。
これが私です。
皮肉でもありません。
人の身体を捨てます。
本を目指す。
働きたくねーーーーー。
ブッチ。
本がいい。
作家はそれがいい。
絵描きは絵でいい。
映画監督はフィルム。
俳優は映像の中で生きてる。
僕はそれが好き。
漂白は光悦。
苦痛は耽美。
歳を取って気づく価値はある。
若者はこの暗号を見抜けるわけもなくだからこそ筋が通った縁起物が笑ういつまでもそれは防げない。
いつも何か教訓染みたものを描きたいなって思いながら始めますが僕はそういった込み入った気迫を持ち合わせていない気がしてなりません。
漂白、真っ白となったかのような意識に一度僕は出会いました。あの高校野球に染まった僕の冬。
向いてないことはしない方がいいと云われるとムキになります。
昔から得意なことは一つもないと僕は劣等感で精神が占められている。
そのくせまるで創世記のイブのように原罪の誘惑に頭を悩まされる。
性、暴力。その機会と出逢い、自制する度に自身の選択に苦痛を感じる。
他者の僕を蔑む思索。
優等生根性なし線の向こう側。赤信号渡り隊の視線。
集団リンチが怖い。
風刺されて風評被害が怖い。
ネットスラングに侵される僕と云う存在が恐ろしい。
井戸端会議で馬鹿にされることが怖い。
犯さないでといいながら、お前は部屋の隅で今日も誰かの些細な行動を審査している。
あれ。なんの話していたっけ?
一本気。自分の意識の表面進行すらからも自由となった、。
本当に僕は何となりたい。
本読め。
生きろ。
それでいいyo.
誠実に階段を、道を。
風評を耳にすれど脇道に流す。
何よりも誠実に、切実に行為する。
僕はまだまだ馬鹿で愚か者だ。
そう思えてなりません。
何らかの天啓を得たいと思う、なんて言葉は違う。
取りあえず人生を、今をもっと豊かに楽しもうと思います。これまで以上に。
根を詰め過ぎずに。
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