10,000円の化粧品の原価をご存知でしょうか？
答えは約2,000円。

化粧品の原価はおよそ20%前後と言われています。
物によってはもっと内容物の原価が低く、箱や容器の方が高い場合もある。

化粧品会社側の補足すると原価とは別に研究費や広告費が発生している。

〈化粧水はほぼ水〉
水80%、アルコール10%、グリセリンなどの保湿成分 数%、その他 数%。
水の原価は安く、水と他の成分を少し混ぜただけで、水の数倍の価格でも売れる。

〈「○○○配合」の裏技〉
メーカーはコストの高い有効成分の入れる量を調整している。
使う人の立場から考えると「○○○配合」と謳っているのだから効果的な量が入っていると考える。
しかし、メーカー側としてはわずかな量しか入れなくても配合していれば嘘ではない。
有効成分の効果の出る量が入っているとは限らない。

〈化粧品は夢を売るだけの商品〉
運動するのは疲れるし、食生活を見直すのは面倒くさい。
綺麗に見せたいが楽したいという欲望を逆手に取った商品と言えます。

〈ダイエット商品と同じ構図〉
消費者がダイエットに成功してしまうとダイエット商品は売れなくなってしまうのと同じ構図だと言えます。
悩みを適度に解決させない。
悩みを解決させなければ、使い続けてくれるし、より良い物を求めて高い商品を買ってもらえる。

〈化粧品は医薬品ではない〉
化粧品はさほど、美肌には貢献しない。
実際に効果があるのであれば医薬品として扱われる。
作用があるから反作用。
効果があるのであれば、副作用も強くなる。
副作用があるなら規制も強くなる。

･医薬品
治療を目的としたもの。
･医薬部外品
防止を目的としたもの。
･化粧品
美化を目的としたもの。

〈マーケティングの上手さ〉
化粧品の広告には制限があります。
薬事法により効果や効能を謳うことはできません。
NGワードも決まってます。
その為、綺麗な女優さんなどを出演させてイメージ戦略の徹底をしています。
あくまでイメージですのでご注意を！

化粧品の効果は保証していない。
個人差という形で逃げている。

美肌についての記事も書いていますのでよろしければ見てください。

https://note.com/katachimi/n/n58a63a8389b5

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