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イラストにおいて反比例する個性

自分の絵がどれだけ変化してるかを自画像で確認してみました。

およそ1年前
比較的最近のやつ

それなりに上達しているようにも見えますが、実は画力はさほど変わってないと思います。

一枚目の絵柄もなにげに気に入っています。
ただ、シリアスな場面を描くときにこれだと説得力に欠ける気がします。そういったこともあり、二枚目のような雰囲気の絵をサラッと描けるようにしたいですね。

もっと劇的な成長を遂げているかと期待したのですが、物心ついたときから絵に触れて30年以上経つ人間にそれを求めるのはナンセンスだったかも。
とはいえ、まだまだ伸び代があるっぽいです。

ちょっとした悩みもあります。
それは画力の向上に伴って個性が薄れてしまうことです。

昨年、お笑い養成所を舞台にした某ドラマを観ていてドキッとしたシーンがありました。
主人公がネタを披露したら鬼講師に「漫才は上手くなったけど前より面白くなくなった」と言われたのです。

これって私の絵にも言えることなのかも。

プロの漫画家として活躍している方々は、技術と個性を兼ね備えています。
なかなか出来ることではありません。
絵が上手くなるに越したことはないですが、その他大勢と似たり寄ったりな絵しか描けなくなってしまえば仕事にならないです。

私は、どうなんだろう。

絵柄を少し変えてからそこまで多くの作品を描いてないので何とも言えない部分はあります。
それにずっと独学ですし、正直な意見を言ってくれる人も身近にいないので判断が難しいです。

今のところSNSの中では私の作風に近い人を見かけません。
まだ自分のオリジナリティーを保ててる証拠?

個性はわざわざ作るものではないのでどうにもならないのは知っています。
それでも絵を見た瞬間に「これは容さんだ!」と認識されるのが理想です。

最後に……
私の名前は「かたちみかさ」と読むのですよ。
「ようみかさ」ではないんです。

ぐすん。

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