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プロが生きる世界線

行きつけの居酒屋で作業させてもらいました。

偶然にも私の推しギタリストが来店。
実はこの方、本業はデザイナーさん。同業者の人を連れて来ました。

そこで始まったのがお絵描き大会。笑
紙にスラスラとイラストを描き始めました。

やっぱりプロの絵は違いました。
植物、乗り物、萌えキャラ、彼らはなんでもハイクオリティーで描けるのです。もちろん一発で。
何故か私も隅っこにドラえもんを描かせていただきました。

推しギタリストが私にこんな話をしました。

「学校で絵を描いたら地区大会、県大会、世界大会とかに出されるんだよ。俺の絵は世界大会まで行って、最優秀賞は逃したけど二番目として表彰されたんだ。そこでもう絵の世界で生きていくしかないねと言われたよ」

次元が違うんです。
私は少し自信を失くしかけましたが、それでも推しから一般を超越した話が聞けてよかったと思いました。
なかなかプロの人たちが生きる世界線なんて覗けないですからね。

お絵描き大会でデザイナーさんたちと私が描いた絵は店長さんがくしゃくしゃと丸めて捨ててしまいました。笑

最後にデザイナーさんのひとりが私に「頑張ってプロになってね」と声をかけてくださいました。
推しともしっかり握手してお別れ。

そのあと私は目が疲れるまで作業を続けました。

一段落したら小腹が空いたのでシーザーサラダを注文。

うーん、美味しい!

彼らは自分の適性に気付いて、たくさん描いて努力したからこそプロとして活動できています。
ほとんどの人は自分の中に秘めてる適性なんて知りません。
稀にそれを知れた人がその分野を勉強して誰よりも伸びています。
上手く説明できませんが、自分自身の適性を見出せるという行動が俗に言う『才能』なんじゃないかな。
才能があっても努力しないと何にもならないと言われてるのはそういうことなんです。

私はどうなんだろう。
プロレベルには全然届いてないとはいえ、しっかり才能を発揮できてるだろうか。

いや、きっと発揮できてると信じて頑張ろう。

余談ですが、先日の似顔絵をあげたドラマーさん。会社の同僚にその絵を見せて「俺、アニメ化されることになったんです」とでまかせを言ったら信じ込まれたそうな。

んなアホな。

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