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コロコロ(ホロホロ)奏法☆練習用

コロコロと言えば、ドラえもんのコロコロコミックを思い浮かべるのですが…、


そっちじゃなくて、尺八の吹き方のこと。


明暗流ではホロホロとも明記され、主に、鳳鐸、善哉、志図、虚空、龍吟虚空などにある手法。


首振くびふ三年さんねんころ八年はちねん

尺八を吹くのに、首を振って音の加減ができるようになるのに3年、さらに細かい指の動きによってころころというよい音が出るようになるには8年かかるということ。

デジタル大辞泉


尺八を吹いたことのない人も、多くの人はこの慣用句を知っているのでは。
この「ころ」のこと。


この慣用句にもあるように、コロコロに関しては奏法に長年かかるということ。


古典尺八楽愛好会でも、鳳鐸、虚空、龍吟虚空と練習し、まだ三年ほど。

皆さんが習得するのを気長に待っております。


待っております。



待っておりますが、

ここで、さらに分かりやすく動画にしてみました。

是非ご参考になさってください!

 

「ホロホロ」スタンバイ

①二、四、五の孔を開け、
②四、五の孔をカザシ、メリぎみ。

この状態で一と二孔を交互に開閉する。

①二の孔閉じ(音を出しながら)一の孔開け、
②二の孔閉じ(音を出しながら)二の孔開け、

この繰り返しです。



正直に申しますと、私は一体どれくらいでこのホロホロが吹けるようになったのか記憶にございません…。


と言うことで、そのうち吹けるようになるものだとは思っておりますが…、


ホロホロ無しでは曲が完成されないので、お節介ながらも、皆さんの備忘録にホロホロ動画をストックしておいてくださいませ〜♪



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