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中古品の外注化は難しい?

中古せどりで稼いでいくには、外注化は必須と思ってください。

せどり、とくに中古品の場合はやることがかなりあります。
仕入はもちろん、検品、清掃、写真撮影、梱包、発送、データ管理、顧客対応、
この他にも、商売をやっていれば、改善もしないと行けないし、資産となるリストを
作成するといった作業もあります。

これらすべてを自分でやっていれば、すぐに限界が来ます。
精神的にも大概の人は嫌になるでしょう。

私は、仕入と検品清掃などの納品作業は外注化をしています。
仕入の方は完全に手放しとまでは行きませんが、
仕入の半分ほどは外注化に成功しています。
納品に関しては、完全に外注化しており、
私の方で何かすることは基本的にありません。

せどり初心者の方は、とりあえずハードルの低い
納品作業を外注化するのをおすすめします。
外注化をして人を雇用するとなると、難しく思う方が多いですが、
せどりで継続的に稼いでいる方のほとんどは外注化しています。
自分には無理だとやる前から決めつけず、
ぜひこの記事を参考に外注化に挑戦しましょう。



1,誰に依頼するのか?


これは専業主婦などの一般の方に依頼する形になります。
納品代行会社を推奨する情報発信者もいますが、
費用が高いし、融通も効かないので、おすすめしません。
実際に中古品を仕入てみるとわかると思いますが、
状態が一つとして同じものは無いですし、
様々なイレギュラーが発生するものです。
それを納品代行会社の自社のルール通りにしか動かない
という状態ではとても安心して作業は任せられないと思います。
その点個人の方であれば、柔軟に対応していただけます。
女性の方であれば、清掃や検品、梱包なども丁寧に行って
いただけるし、責任感も強い方が多いので、おすすめです。
費用も代行会社の半分以下で任せることができます。
デメリットとしては、急に辞めてしまったり
などのリスクですが、それは面接のときに家庭状況などを
聞いて極力そういったことが無さそうな人を採用してください。
また辞めてしまった場合でも、マニュアルと募集文がしっかりとした
ものがあれば1ヶ月以内に変わりの人を育てることができるでしょう。

2,どこで募集する?


募集先はクラウドワークスでいいと思います。
ランサーズやシュフティといったサイトもありますが、
私はクラウドワークスだけで足りています。

3,マニュアル作成について


自分でAmazonへの納品作業を何度か経験して、
一通りの流れを把握したら、マニュアルを作成しましょう。
最初から完璧なマニュアルを作ろうと思っても無理なので、
最初は外注スタッフとやりとりをしながら、
「こういったところでつまずくのか、」といったことを
把握しながらマニュアルを作っていくのをおすすめします。
なので最初はざっくりとした手順書のようなものを、外注スタッフに渡して、
あとは疑問点が出てきたらその都度連絡をもらって
教えて行ったほうが最初は効率的と思います。
その後に徐々にしっかりとしたマニュアルを作成していけばいいのです。

4,資材関係はどうすればいいのか?


プチプチなどの資材関係は私の場合、外注スタッフに
立て替えていただき、月末にまとめて請求してもらっています。
プリンターやパソコン関係は、私の場合は最初から持っている
人だけを採用しています。
プリンターを持っていないという場合がありますが、
買って送ってもその人が辞めた場合面倒なので、
最初から持っている人を採用するほうが無難でしょう。

5,募集文について


募集文については、ライティングスキルなどが求められますが、
せどりをしている方で、そこまでのスキルを取得している方は
多くはないと思いますので、以下を参考にチャレンジしてみましょう。
募集文のポイントは以下です。
1,タイトル
タイトルを見てクリックされるので、タイトルが適当だと
そもそも見てもらえません。
どういったタイトルなら惹かれるのか?
他の投稿なども参考に分析してみてください。


2,内容のわかりやすさ
細かく書きすぎて、何をやるのかわかりにくい、
めんどくさそう、難しそうと思われたら、
その時点であなたの募集に応募してもらえることは無いでしょう。
ざっくり書きすぎているのも問題ですが、細かく書きすぎて
とっつきにくい印象でも問題なので、いくつか募集文を書いてみて
クラウドワークスに投稿して検証してみましょう。

3,自分の主張じゃなく相手の欲求を満たす内容にする
よくやりがちなんですが、自分のやってほしいことばかりや
守ってほしい自己ルールばかりをつらつら書くのは
辞めたほうがいいでしょう。
単純に離れて行きます。
例えば、守秘義務のことや、破損やミスしたときの損害など
のことをたくさん書いても怖くてだれも仕事する気にはなりません。
それよりも相手のして欲しいことを主張してください。
応募している人はとにかく、難しいことをせずにお金がほしいのです。

6,面接から研修について

いい人が見つかったら面接をしましょう。
面接はパソコン上で行います。
顔を出してのほうがいいですが、
私の場合は通話だけでいつも済ませています。
それでも問題なく作業を依頼できています。
顔出し必須にしてしまうと、まじめに作業できる方も
排除してしまう可能性があるので、私の場合は必須とはしていません。
面接で聞く内容は、家庭状況と作業できる時間帯など
はしっかり把握しておいた方が良いでしょう
長期間作業をしてもらえる状況なのか?
見極める必要があります。

面接をして、採用したら最初の1-2回は研修としたほうがいいです。
実際やってみたら無理だったという場合や、
作業を任せたら面接の時の印象とは違ったということがあるためです。
プチプチなどの資材関係を立て替えたものの、
研修で辞めてしまった場合は、その分も支払いすることを推奨します。
大した金額でも無いので、それは必要経費としてください。

7,教育


外注スタッフを採用したら、あとは荷物だけを送って放置する
方が多いですが、それだと嫌になって辞めていってしまいます。
メッセージでいいので、コミュニケーションを取りましょう。
わかないことや、質問が来ても、面倒くさがらずに、
丁寧に回答するべきです。
それを続けていくことで外注スタッフは、あなたのことを信頼するようになります。
そうなってきたら、そのスタッフは資産と呼べる人材になってくれます。
何か困ったときや、他に仕事を頼みたいときでも、きっと力になってくれるでしょう。

<まとめ>

納品スタッフの採用方法について、
ざっくりとではありますが、まとめてみました。
私も人を雇用するなんてことは、初めてのことでした。
しかしマニュアルと募集文を作成して、
面接→研修→採用→教育 というステップは
とてもいい経験にもなります。

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