「金にならない研究」と「金になる副業」

ナイナイの矢部さんとマツコデラックスが司会を務める「アウト・デラックス」という番組を見ていたときの話。

この日、登場したのが「サザエさんのジャンケンを研究し続けている」という人だった。

サザエさんのジャンケンというのは、みなさんもご存知のアレだ。

番組の最後でサザエさんが「うふふふふふ」と笑うやつ。

これを25年間にわたって、研究し続けているというからクレイジーすぎる。

その25年間の統計データを見せながら、彼は説明していた。

「クールの初回では77%でチョキを出す」
「3連続で同じ手を出す確率はかなり低い」

確率論を用いながらこのようなことを説明するのだ。


一体この研究がなんの役に立つというのだろう。

「なぜ人間はこんなどうでもいいことに時間を注げるのか」と僕は不思議に思った。

しかし、これを25年間欠かさずに継続できた、その能力は認めるべきではないかと思う。



少し話は変わるが、僕は以前にクラウドソーシング(※1)を使って仕事をしていたことがある。

※1:ネットで発注者と受注者をマッチングさせるサービス。


おなじく副業目的でこのクラウドソーシングをはじめる人が増えてきたが、その一方で「稼げない」と思って早々にリタイアする人もいる。

先ほどのサザエさんの例とこのクラウドソーシングの実態を比較すると、人間は面白い生き物だなぁと感じた。

前者は「役に立たないし金にもならない研究」を25年間継続していて、後者は「少なからず金にはなるし、続けていれば稼げるようになる仕事」をすぐにやめてしまう。

結局のところ、人間というのは「とても素直な生き物」なのだ。

好きかどうか、熱中できるかどうかが、その後の結果に大きく左右する。

金を稼ぐことをモチベーションにしている人もいるけど、それだけをモチベーションにすると心が折れてしまう人も少なくない。

じつはぼくもそのうちの1人だ。


とある知り合いの社長さんから「うちのECチームのミーティングに参加しないか?」と言われ、惰性で仕事を受けてしまったことがある。

それほど多くはないが、毎月決まった報酬を支払ってくれた。

フリーランスにとって定期収入は非常にありがたい。

でも、結局ぼくはそのジャンル(業界)に興味が持てないまま時間だけが過ぎていった。

もちろん良い結果は生まれていない。

この教訓を活かして「報酬目当てで興味がない仕事を受けてはいけない」と自分に言い聞かせるようにした。

それなりの報酬を提示されても、ワクワクしない仕事なら断った方がお互いのためになるだろう。

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KATAKIN

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