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かろやかな美しいもの

吉本ばななさんの『ミトンとふびん』を読みました。
こういう静かな短編集はとても好き。
でも、たくさんの言葉に気持ちを引っかけながらゆっくりと読み進みました。
ゆっくり味わいたくて、1日に読むのは一編ずつ。


ちょうど鳥の羽みたいに、ふわふわ飛んでいて、
完璧な造形で、みとれるようなもの。
羽衣のようなオーロラのようなもの。
自由に風に乗る、余裕のあるもの。

吉本ばなな著
『ミトンとふびん』
SINSIN AND MOUSEより

本の中でいくつもの言葉を拾いましたが、これって私が目指していきたい、織りたいもののカタチを言葉にしたら多分こんな感じ…と、ドキドキした言葉でした。

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