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努力を重ねる才能を持っている君に幸あれ

さきほど、長男くんより家族LINEに入電。
昨日今日の2日間おこなわれた志望校の大学入試が終わった。

彼が努力する才能に目覚めたのはおそらく小学校の頃。
お世辞にも運動神経が良いとはいえない系だった彼だけど、ある日、学校での縄跳びチャレンジに向けて、自らの意思で毎晩練習するようになった。
マンションのベランダでwww
そして、見事に目標としていた回数飛べるようになった。
きっとこれが、彼の中での成功体験。
その後は、自ら目標を掲げ、いろんなことにチャレンジした。
日頃の練習の積み重ねにより達成できるような目標もあれば、必ずしもそうではないけど、準備が必要だったり日頃の行いが鍵を握ることだったり。

たとえば、中学のサッカー部でキャプテンになること。
このことについては、6年前に書いた記念すべきnote初投稿↓↓↓をご覧ください。

高校に入ってからは、コロナ禍で色々な活動が制限されていたこともあり、中学校のころほど目立った動きはなかった気もする。それでも、自ら選んで入った応援部での活動を最後までしっかりと全うした。ときに、筋の通らないことや、理不尽なことに対する抗議行動をおこしたり、怒りの声をあげたりしつつもw
進学先については、本人に任せていたんだけど、予想通りハードルの高い目標を密かに掲げていたようだ。
昨年の共通テスト前日には体調トラブルに見舞われ、万全ではない状態で受験することになったし、結果も納得のいくものではなかったけど、彼はそこでヒヨってハードルを下げることなく、当初の予定通りの志望校に願書を出した。
そこから1ヶ月間、さらにギアを上げて頑張っていたけど、結果は不合格だった。そこで浪人確定。
実は、色々話し合った結果、1浪だけは覚悟のうえで、他の私立大学等は受けず一本に絞って受験するっていうことにしていたから。

その後4月になるまでの数週間は少しゆっくり過ごし、予備校がスタートする4月からは一気にモードチェンジ。
来る日も来る日もコツコツと努力を重ねていた。
多分、不安なこととかもあっただろうし、もどかしく思う気持ちもあっただろう。けれども、彼はそんなそぶりを微塵も見せることなく、側から見ると超安定したメンタルのまま、ここまでやってきた。
模試の多少一喜一憂することはあったものの、基本ブレずに自分の目指す目標を常に見据えて、自分の現在地も冷静に把握しながら、しっかりと努力を積み上げていた。ほんとに凄いと思う。

そんな話をよく嫁さんともしていた気がする。

で、ちょっと余談になるけど、我が家の雰囲気についても触れておきたい。
受験生のいる家庭だとなんだかピリピリするケースもあると思う。けど、我が家にはそんな空気は一切なし。
「受験生だからっって特別じゃないんやけね。」っていうのが嫁さんの口癖になるくらいw
個人的には絶対にその方がいいと思っっている。
あくまで、通常運転。その方が本人も安心して臨めると思っているから。

あと、彼は食べることが大好きなんだけど、よく塾帰りの遅い時間に晩ご飯を食べながら、「おれ、この瞬間が一番幸せなんよね。いまはそれ以外楽しいことないけん。」って嬉しそうにしみじみと嫁さんに話している姿を何度も目にした。
だから、たまに僕が晩ご飯をつくるときは、彼が喜ぶ顔を思い浮かべながら、彼が好きそうなものを作るようにしていた。
そして、あとは、彼が高校入学してからはじめた、お弁当づくり。
そんな話を聴いてからは、より一層気合い入れて作っていた気がする。
僕が寝落ちして作れなかったり、飲み会で作れなかった日は相当残念そうにしてくれていたので、なおさら。

さいごに。
昨日次男くんが僕にこんなことを言っていた。
「大丈夫やろ。あんだけやりよったんやから。」
僕も全くの同感だ。

ツンデレの弟くんだけど、日頃から色んなことをよく観察しているし、兄のことは誰よりも尊敬・信頼しているんじゃないかなって思う。
そして、兄とは違う道だけど、サッカー選手として1つ上のステージでのチャレンジに向けて日々努力しているという点では弟くんも同じ。

だからこそ分かる部分もあるんだと思う。
地道に積み上げた先にしか良い結果は待っていないっていうことを。

最前は尽くした。
あとは結果を待つのみ。

つばさ。
立派に育ってくれてありがとう。
誇りに思うよ。


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