やれと言われてできるものではない
先輩や上司として、「これをしなさい」と言い、出来なければ「なんで出来ないんだ」言う。こんなこと、していませんか? 僕の中では、これは先輩や上司の問題に感じるんです。
できるようにアドバイスすべき
まず教える立場であれば、できるようにアドバイスするべき、というものが僕の考えです。
できるようにアドバイスするとは、具体的にはできる形に噛み砕くことが必要だと思います。言い換えると、聞き手のわかりやすい形に通訳することが必要です。
アドバイスする側は、多くの場合される側よりも経験豊富であったり、能力が高いです。この時、アドバイスする立場の人が無意識にしていることを、アドバイスされる側は意識的にしなければいけないことがあります。
この意識、無意識の範囲の違いが、すれ違いの原因になりやすいです。アドバイスする側は、伝える内容が足りていないことに気づくことなく、される側もなぜ出来ないのかがわかりません。
大事なことはステップを理解しているか
意識、無意識に関係なく、アドバイス通りの行動をするために必要な、前提となる行動を今回はステップと呼んでいきます。
1番大事なことはアドバイス通り行動するために、される側がどのようなステップが必要なのかを理解していることです。その方法は、アドバイスをする側が伝える、される側が自分で気づく、どちらでもおそらく同じ結果になります。
ステップを理解出来ていなければ、アドバイス通りの行動は出来ません。アドバイスをする時に、きっちりとステップを作るべきです。
最後に無料アプリの紹介と注意事項
最後に無料スマホアプリを紹介させて下さい。
テニスの試合で、サーブの確率が一目でわかる無料スマホアプリ、Tennis ServesResearchをGoogle Play / App Storeで公開しています。よかったらぜひ使って下さい。
そしてこのアプリの注意事項が1つ。サーブの確率が低いとアドバイスしないで下さい。
サーブをフォルトしようとしてミスしている人はほとんどいません。だからサーブの確率が低いとアドバイスしたとしても、サーブの確率は上がりません。
大事なことは、サーブの確率を上げるためのステップです。目標のためのステップをきっちり作るための手助けとして、このアプリを使ってもらえると嬉しいです。
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