【テニス動画解説】スタンスとテイクバックの関係
今回の記事はスタンスとテイクバックについてです。
以下の動画の最初の30秒の練習に焦点を当てて見ていきます。
Brian Dabul さんのYouTubeチャンネルの動画を使わせて頂いています。
こちらのチャンネルです。
メニューの概要
1本目:
深いボールをクロス
オープンスタンス
2本目:
浅いボールをストレート
クローズスタンス、踏み込んで
この2球を繰り返すドリルです。
テイクバックのポイント
今回のポイントはスタンスとテイクバックの関係です。
踏み込んでクローズスタンスで打つときは、体は自然に横を向きます。しかし、オープンスタンスで打つときは、そのままだと前(ネット方向)を向きます。
そのため、オープンスタンスでボールを打つときは、テイクバックで体をひねることを、より強く意識する必要があります。クローズスタンスよりもオープンスタンスの方が、テイクバックで体を捻らなければいけません。
「スタンスによって打ち方を変えないといけないの?」
と思うかもしれません。でも、逆です。スタンスに関わらず同じ打ち方をするためには、スタンスが違っても体の向きを揃えなければいけません。そのために体のひねる大きさで調整します。
上の動画でも、スタンスは違いますが、テイクバックの時の上半身の形は同じです。
テイクバックは右肩を顎の下まで
特に今回の動画はバックだったので、テイクバックは重要です。
人には利き手があるように、体のひねる方向にも左右の差があります。右側にひねるのと、左側にひねる体の回転のしやすさに左右差があります。
そして多くの人は、利き手の方向にひねる方がひねりやすいです。つまり、フォアのフォロースルーよりバックのフォロースルーの方が小さくなりやすいです。そのため、フォアは飛ぶけどバックは飛ばない、という初心者の方もよく見かけます。
こんなときは、逆転の発想。テイクバックでしっかりと体をひねり、戻す力でボールを打ちます。顎の下に右肩(左利きの人は左肩)が来るようにテイクバックしてみましょう。
改めて上の動画をみてください。体が少し後ろを向いていますね。
まとめ
オープンスタンス、バックハンドはテイクバックがポイントとなります。
「ミスが多いな」や「もっと力強いショットが打ちたい!」と思う方は、ぜひチェックしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?