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第95講「農山村は消滅しない。~‘‘地方創生‘‘はどこへ向かうのか~」

2017年10月11日(水) 19:00〜22:00(開場18:45)
会場:高円寺コモンズ(最寄駅:JR中央線・総武線「高円寺」駅)
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地方創生が声高に叫ばれています。

かつて、都市と農山村は対立する構図でした。昨今、過疎化と都市への一極集中が加速するなか、市町村消滅から地方消滅へと、「地方における問題の波」は確実に大きくなっています。たしかに、過疎化の進む農山村から人々を移住させ、主要地域に中核都市を形成すれば、教育や福祉のコストは低くなります。しかし、その目的は「地方創生」ではなく、単なる「地方たたみ」なのだと考えたことはありますか。

ここで問いたい。
この「波」の終着点はどこでしょうか。
本当に農山村は消滅してしまうのでしょうか。

農山村は今、「どっこい」生きています。
この国で過疎化が始まって50年、農山村は高齢社会を支える持続可能な仕組みを作り出してきました。それは跡継ぎ層の田園回帰といった、農山村の持つ「強靱性」と言えるでしょう。

一方で、農山村には外部からの強いインパクトにより、「強靱性」が「諦め」に添加してしまう「臨界点」も存在します。では、本当に地方創生を望むとき、私たちは何を考え、何をすれば良いのでしょうか。

今回のカタリバ大学は、農学者・小田切徳美先生をお招きし、農山村の可能性について考えます。現場をとことん歩いて回られている小田切先生から、農山村の「リアル」を聞いてみませんか?

文責:室賀元伸(早稲田大学教育学部3年)
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◆日時:2017年10月11日(水) 19:00~22:00(開場18:45)

◆場所:高円寺コモンズ
東京都杉並区高円寺南3-66-3高円寺コモンズ
(JR中央線・総武線「高円寺」下車徒歩約5分)
https://www.katariba.net/access/

◆ゲスト
明治大学農学部教授 小田切徳美先生
専門は、農政学・農山村再生論。
東京大学大学院博士課程単位取得中退。農学博士。高崎経済大学経済学部助教授、東京大学農学部助教授を経て、2006年より現職。
各地のフィールドワークにより、農山村の集落レベルの諸問題から国レベルの政策課題までを幅広く研究し、問題提起をおこなっている。
著書に、『農山村再生』(岩波書店)、『農山村は消滅しない』(同)、『世界の田園回帰』(共編著、農文協)等がある。

◆モデレーター
寺脇研さん(カタリバ大学 学長)
https://twitter.com/ken_terawaki

◆運営
事務局:室賀、今村亮

◆お申込
こちら
◆主催団体 認定特定非営利活動法人カタリバ
◆お問い合わせ ご意見、ご質問などあれば、
katariba★katariba.net(担当:室賀・今村)までお願いします。
※★を@に変えてお送りください。

※募集は終了しました。

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