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THE NEW MINI CROSSOVER 旅で見つけたもの 1

車のMINIのWEB CMに出演させてもらいました。今回とても面白い企画で。映像作家の子とTHE NEW MINI CROSSOVERに乗って旅をして、「未来に残したいもの」をテーマに作品作りをするというもの。何かを演じることなく、自然に、自由に。

お相手は中山佳香ちゃん。春に桜を見て同じ色にしたくなって染めたらしいピンクの髪色に、笑うとえくぼが可愛いお茶目な女の子!

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今感じていること、興味があること、これからやってみたいこと。車のなかで、仕事のこと、プライベートのこと、お互いの話をしながら「未来に残したいもの」というテーマに触れて、2人とも自然や動物が好きで環境問題に関心があるという共通点を見つけました。もっともっと「人と自然が共生していける社会」になったらいいよねって。

まず、佳香ちゃんのアイディアでパーマカルチャーデザイナーの四井真治さんを尋ねることに。パーマカルチャーのパーマはパーマネント(永続性)のこと。四井さんは永続可能な農業、永続可能な文化を作り上げていくための実践と提案をしている方です。

山梨県北杜市にあるお宅を尋ねると森の中に素敵なお家、畑、山羊、にわとりたち!大きな木からぶら下がっているブランコとやぎさんの風景がまさにアルプスの少女ハイジのような暮らし。大自然のなかを旅できるだけでも楽しいのに動物がいるとさらにテンションが上がるわたしたち。でも、動物に対する気持ちは片思いのようでやぎさんに頭突きされるという洗礼を受けました、結構痛い。笑

四井さん自作の窯でピザ作り体験をさせてもらいました。畑でとれた小麦を製粉機で全粒粉にし、さらに木製のふるい箱にかけて真っ白な小麦粉にするとこらから生地作りが始まります。野菜のヘタなどの食べない部分や残った小麦の殻は、にわとり(コーチン?)のいるところへ持っていきます。動物の餌となり、そしてフンと一緒に堆肥になる。

出来上がった生地に、自然農で育ったカラフルなお野菜とたっぷりのチーズ乗せて、熱々の窯へ。

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とてつもなく美味しかったです。。

窯だけでなく、なんでも工夫を凝らして作ってみる生き方が、目の前にあるものなんでも遊び道具になっていた幼かった頃の遊び方を思い出して、ワクワクしました。物質的な豊かさと想像力の豊かさが合わさる。どの工程にも昔ながらの知恵や道具が活かされていて。現代ではボタンをピッと押すだけで電化製品が代わりに働いてくれますが、道具を扱う人の動作には趣があるし所作が美しく、手作業の良さを感じました。

それから奥さんの千里さんには藍染を教えてもらいました。少しの時間でしたが柔らかく接してくださり癒しの時間でした。とってきたばかりの藍の生葉をミキサーで細かくして、布に包んでしぼってを繰り返して、とろとろの染液をたらいにためる。それぞれ持ってきたTシャツを染液に浸して丁寧に色を入れていきます。藍染といえば深い群青色を想像してたけど、生葉で染める場合は鮮やかな水色、エメラルドグリーン。すごく綺麗な色!

自然のサイクルの中で人が生かされて、人の生活の中で自然を生かしていく、そんな相互関係に強く心惹かれます。四井家の暮らしが素敵すぎて滞在期間がもっと長くなればいいのにと何度も思ったけど、ここで得た体験を持ち帰って自分の家で出来る小さな循環はなんだろうと心に描く。

四井さんにご紹介いただいて他にもすてきな人たちに会いに行ってきました。また近々旅の続き、書きます〜

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