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Wild Planet | セルフライナーノーツ

「Wild Planet」

時々、自然の中に身を置いて、童心に帰りたくなる。
葉っぱや木の実、まつぼっくり、花の色や雲の形、働き蟻の行列、樹液に集まる虫たち。子供の頃は、自然界と混ざり合うことを無条件に許されているのか、いつまでも遊んでいられました。
ポケットがいっぱいになるまでどんぐりを拾い集めたり、おたまじゃくしが泳ぐみずたまりを覗き込んだり、緑のトンネルを潜って、森の奥へと探検したり。まるでとなりのトトロのメイちゃんみたいに。
好奇心を広げて、想像力を自由に羽ばたかせて、未知との出会いに胸をときめかせる。そうすればきっと、大人になった今も、そこらじゅうに宝物を見つけられる。ここは驚きと感動で満ちた世界。野生の惑星。

2021年の夏の終わりに「未来に残したいもの」をテーマに旅をしてこの曲を作りました。
「未来に残したいもの」イコール「子供たちに残したいもの」
タブレットやデジタルが当たり前な世界で生きている子供たちにこそ、わたしは自然という贈り物を届けたいと思いました。
旅先で出会ったのは、自然のサイクルのなかで暮らすことで身に付く知恵、壊れて捨てられるはずの物たちに見出す新しい価値、荒れた土地を再び豊かにしていくための森との関わり方。持続可能な開発目標を掲げ、多くの課題を抱えているわたしたちにとって、ワクワクするようなヒントがいっぱいありました。そんな旅の記録もよかったら読んでみてね◎
たいせつな贈り物を未来に届けるために、さあ、今なにができるだろう。


Wild Planet

ここで出会ったから 世界が広がったのさ
色とりどりな カタチを見つけたんだ
足りないことは 満ち足りた”今”だった
呼吸をしてみた 野生の惑星で

もう一度見つめてみてよ 目の前の

なくした宝石は 今でも輝いているから
探しに行こう どこまでも
泣いてた毎日が 今にも輝きだすから
見つけに行こう 君に届けるために

何度でも見つめてみてよ その心の奥を

なくした宝石は 今でも輝いているから
探しに行こう ここにあるよ
なくした宝石は 未来へと輝きだすから
探しに行こう 君に届けるために

ここで出会ったから 世界が広がったのさ
巡る季節が 豊かさをくれたんだ
足りないことは 満ち足りた”今”だから
深呼吸してみた 野生の惑星で


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