社会的知性を磨くために娯楽映画を嗜む:猿の惑星 (字幕版)を観て

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みなさん、こんにちは。

「 猿の惑星 (字幕版) 」を観ました。

1968年の作品です。

チャールトン・ヘストン, ロディ・マクドウォール, モーリス・エバンスさんが出演されております。

◇◆娯楽映画を楽しむことで、社会的知性を磨いて「本物の大人」になりたい◆◇

子供の頃にテレビで見た記憶もあり、好奇心も駆り立てられましたから観ましたが物語として興味がそそられる事はありませんでした。

しかし、50年前の映画ということを考慮すれば当時としては色々と工夫をしながら撮影されたんだろう〜〜な〜〜という印象になってしまうのは、私たち現代人が刺激的な映像に慣れてきたからなのかもしれません。

そう考えると、映画などの制作サイドとしては視聴者の反応を刺激するのはかなり過激な映像を提供しなければならないという社会的プレッシャーが働いていると、私たちもわきまえる必要があります。

その代表的な例が、ユーチューバーです。(ここでは、それについては語りません)

物語の内容は、人類が核戦争で地球を破壊した後に「猿」たちの脳が進化?し逆に人類は狩猟採集時代レベルにまで後退してしまった有様を当時の世界中の人々にみせたことで、「核戦争」を潜在的に抑止しようとした試みこそ賞賛されます。

最近「ホモ・デウス」という本を読んだのですが、そこでも未来の予言をしているわけではなく、選択肢を与えることで人間がより良き時代を切り開くことを願うという著者の思いが綴られていました。

この映画も米ソの冷戦時代に作られたことを考えると、当時の制作サイドの強烈な思いが伝わってきます。

「核戦争後」の未来は人類にとって明るくないというメッセージを「猿の惑星」という婉曲的な表現に託したことで世間の注目も集めやすかったでしょうし、商業的にも話題になりやすかったと考えられます。

ともすれば直接的な非難をしてしまいがちですが、日本の「ゴジラ」や、今回の「猿の惑星」と言いい、ブラックジョークを受け入れる日本やアメリカ社会の当時の知性や許容性は素晴らしいと思いました。

最近、「キレる老人、中高年による事件」が後を絶ちません。

このような娯楽映画を楽しむことで、社会的知性を磨いて「本物の大人」になりたいと思います。

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

◇◆商品の説明◆◇

母なる地球から320光年旅して、飛行士たちはその惑星に漂着した…。映画史に残る傑作SF作品!


筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★☆☆ (3.0)
万人受け    ★★★☆☆ (3.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。

では、またお逢いしましょう。

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