レノンさんの「死」から、寿命(天命)を考える

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みなさん、こんにちは。人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。

今回ご紹介する作品は、「 イマジン/ジョン・レノン(字幕版) 」です。

◇◆レノンさんの「死」から、寿命(天命)を考える◆◇


たまたまアマゾンでお値打ちに観れる機会がありましたし、ジョン・レノンさんのインタビューもあるということで観ました。

先ず最初に抱いた感想というのが、「ジョン・レノンさんって、本当は普通の男(父親)を目指していたんだな〜」という印象でした。

この映像を観る前に抱いていたイメージは、思ったことをズバズバ言って、周囲との軋轢にもめげない、反抗心の強い人物だったんです。

しかし、そのイメージは若い頃の言動がそういう傾向が高かっただけというのがこの作品を通して知ることが出来ました。

人間「ジョン・レノン」を垣間観れたようでした。

レノンさんといえば、ビートルズとして成功し日本人のオノ・ヨーコさんと知り合った頃から「イエス・キリスト」のような風貌をして反戦運動をしていたイメージしか知らなかった一般の私なんかからすれば、この作品ではそんなマスコミによるイメージと本人や家族のギャップがインタビューから伺えて、「スター稼業というのも大変だな〜〜」という印象に変わってきました。

そういえば、日本の尾崎豊さんが子供をあやしている映像を観たときも似たような印象を受けたことが蘇りました。

人々から注目を受けるスターというのは、稼ぐことはできても自分の自由になる時間やプライバシーというのが全く考慮されない不自由な生活を一般の人よりも強いられています。

当時はマスコミによって、現代はSNSと晒される環境の位置が変化しています。

もちろん、有名なんだから仕方がないといえばそうなんでしょうが、あまりにも非人間的な束縛をしすぎな傾向が世界的に見受けられます。

そんな有名なセレブを一時的に避難させる場所を提供できれば、かなり稼げるのではないか?とついつい考えてしまいました。(まあ、広大な屋敷に住んでいたレノンさんですら、不法侵入する輩がいたことを今回の映像でも紹介されていましたが、そういうスパイ?のようなグルーピー?から完全に隔離させることが出来るサービスが確立されれば富裕層向けとして受けそうですね)

母親や父親からの愛情に飢えていたレノンさんが、若い頃仕事で忙しく世界中を回らざるを得なくなり子供と一緒に過ごす時間がなかなか取れなかったことは気の毒に思いました。(特にジュリアン・レノンさんに対して、逆にショーン・レノンさんは大人になってから父親と関わることが出来なくなってしまいました)

殺害される前まで、レノン親子がのんびり過ごせたことは良かったと思います。

ジョン・レノンさんの「死」から本人の寿命(天命:老衰とは違い、天から授かった寿命)を考えるとやるせない気持ちになってしまいました。

人生を全う出来る(老衰まで生きながらえる)ことは幸運だと思うのです。

しかし、人は認知症になるのは嫌だとか上記のような人からすれば贅沢と思われるような考えになってしまいます。

もちろん、認知症になって家族や周りの人の迷惑になりたくないと考えるからそのような発想になるのでしょうが、全ての人が認知症(度合いは人それぞれです)で老衰になれるわけではありません。

もっともっといかに生きるか、いかに最後を迎えるか考える時代になってきているのではないでしょうか?

今日は、この辺りで終わりにしましょう。

◇◆商品の説明◆◇

1989年

―ジョン・レノン― 彼自身が語るジョン・レノンのすべて。不遇の少年時代からビートルズ結成・解散、そしてあの衝撃の死。200時間におよぶ秘蔵フィルムをもとに追う、実在ドキュメンタリー・バイオグラフィー。

筆者のお勧め度は、下記の通りです。

お勧め度
総合ランク   ★★★★☆ (4.0)
万人受け    ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い  ★★★★☆ (4.0)

*(注意)

哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。

では、またお逢いしましょう。

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