派手なセレブも本当は落ち着いた生活を求めている
みなさん、こんにちは。
人生100年時代の哲学を考察する Life100年研究所の 加藤 虎之介 です。
今回ご紹介する作品は、「 バッド・ティーチャー (字幕版) 」です。
◇◆派手なセレブも本当は落ち着いた生活を求めている◆◇
キャメロン・ディアスさんが出演されているラブコメだから、最後はお金持ちの男性を狙った獲物を狩るハンターのように射止めるんだろうな〜〜と単純に思いながら見ていたら、最期は、さえない中年太りのおっさんとカップルになるというある意味「らしくない?」結末の内容が新鮮に感じました。
この記事を書いている時に、ウィキペディアでキャメロン・ディアスさんのことを調べて驚きました。
この作品では、ジャスティン・ティンバーレイクさんに恋人になりたいというアピールを役として行なっているんですが、実生活で過去に付き合っていたということが衝撃でした。
しかも、この作品の物語のキモになっている内容が「イケているアメリカの女の子(もちろん白人)の子というのは、高校生までは芸能人扱いされるしそんな子が選ぶ男性もイケてる男の子しか選ばない、だからあんたみたいなイケていない男の子は、大学生になるまで我慢しなければならない」というニュアンスのことを中学教師としてキャメロンさんが生徒に話すシーンがあるんです。
それでも、キャメロンさんにお説教された生徒は納得できずにメソメソしていたら、突然自分がはめていたブラジャーを脱いで、その生徒に手渡しそれをネタにして「自分をバカにしたみんなと合流しなさい」とけしかけるんです。(そのブラジャーを振り回して遊ぶことで、男としての優越感を感じさせる手助けをするんです)
この物語の最後にも、キャメロンさんが「あんたみたいなのを選ぶということは、中身で選んだということね」と言って、先ほど書いたさえない先生とキスシーンで終わるのです。
この作品(2012年)の後の2014年で芸能活動を終えていたこと(ウィキペディアによる)を鑑みると、今回の作品を改めて振り返るとキャメロン・ディアスさんからのメッセージ性を感じます。
私生活をも、ネタにして芸能活動(今回の作品)をしていた自分自身を派手なセレブと浮き名を流して生きてきた自由な女性と世間は思っていたのに、以外にも落ち着いた生活を求めていたということを今回の映画に投影されていたのかな?と勘ぐってしまいました。
キャメロン・ディアスさんのそんな思いを、周りの映画関係者が彼女の思いをくんで(忖度して)、今回の作品に仕上げたとすればキャメロン・ディアスさんの仕事環境も素晴らしかったのではないでしょうか?と要らぬ思いを馳せてしまいました。
今日は、この辺りで終わりにします。
◇◆商品の説明◆◇
エリザベス(キャメロン・ディアス)は、やる気ゼロの中学校英語教師。玉の輿に乗る夢を果たし、意気揚々と退職するが、婚約者の親から金目当てであることを見透かされ破局。仕方なく学校に舞い戻る。その彼女の前に、実家が金持ちだという理想の男、イケメン代理教師のスコット(ジャスティン・ティンバーレイク)が現れる。玉の輿に乗るための武器として、豊胸手術にこだわるエリザベスは、費用を手に入れるべく子どもたちをだしにしてあの手この手で資金稼ぎ。思わぬ恋敵も現れ、前代未聞の大暴走が始まるのだが・・・・・・。
筆者のお勧め度は、下記の通りです。
お勧め度
総合ランク ★★★★☆ (4.0)
万人受け ★★★★☆ (4.0)
哲学的度合い ★★★★☆ (4.0)
*(注意)
哲学度合いというのは、筆者的に人生訓を得れるかどうか考えられたのか否かを個人的ポイントに表しています。
では、またお逢いしましょう。
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