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リアルと仮想現実のいい関係について【素人見解】

都市伝説界隈に限らず、ニューワールドオーダーとかムーンショット目標が話題になる今日この頃。
世界全体が管理社会の統一国家になるなんて話もちらほら聞きます。
また、世界統一政府は宇宙人から地球に提示された命題だという都市伝説もあったりします。

自由を知る誰しもが、世界全体が管理社会なんて嫌でしょう。
しかし、物事というのは往々にして、"反対"では相殺できないものです。
《眠りの森の美女》では、ヒロインの誕生時に悪い魔女が呪いをかけた後に、善良な魔女がヒロインが助かる方法を追加します。
そう、祝福の"追加"は可能ですが、呪いの"取消し"は不可能なのです。
これはお伽噺の魔法だけでなく、現実世界での真実の一部でもあります。

インターネットについて、私には前々から気になっていた事があります。
リアルからの"移転"と、ネット世界からの"出現"のバランスです。
何だか"移転"ばかりが多くて当初、期待されていた"出現"…つまりリアルでの居場所を増やすような要素が少ないのではないか?ということです。
日本政府のムーンショット目標では「2050年までに、身体・脳・空間・時間の制約から解放」とありますが、わざわざ目標に掲げなくとも、このままではリアルは過疎化するのではないかとすら思えるのです。

では、どうするのか?という話ですが…
そもそも、私達がネットや仮想現実に求めていたものは何でしょう?
一言で乱暴に言うなら《魔法》ではないでしょうか。
一時的に一個人に大きな影響力を与える、わくわくする楽しい何か。
それを実現するには、世界は2つ必要になる筈なのです。
また、"時間"とは制約ではなく、私達を繋ぐ大切な絆ではないでしょうか。

もう少し具体的な話をしますと…
例えば、日本国民であり自治体の市民であることはリアルで継続し、同時に仮想現実の世界政府では地球星人になるのです。
また、仮想現実には《ifの世界》つまり疑似パラレルワールドを作ることにより、現実への理解度格差を縮小できると考えています。
何故なら、あらゆる選択の根拠の一部が、そこにあるからです。

一部の頭のいい人達は、AIとの競争で人間も脳みそを拡張して賢くならないと不味いとか言っていますが…地頭の悪い私から言わせれば不合理です。
そんなことをしても、主観的世界は何にも変わりません。
つまり、幸せにはなれません。
変えるべきは情報の扱い方であり、プライドの持ち方です。
広がった世界を人間の小さい脳みそに収まるように工夫するのです。
その一例が、前述の《ifの世界》というわけです。

仮想世界に世界統一政府を作る方法ですが…
まずは、ネット世界を「リアルの付属品」「匿名」「地球星人」に分ける必要があると思います。ただ、「リアルの付属品」「匿名」の使い分けは既に実施済みなので、「地球星人」を追加するということになります。
その第一歩は、情報統制の禁止になります。
個人的な意見として、経済制裁よりも情報統制の禁止のほうが、世界は平和に近づくと思うのですが…問題は、その実行方法です。
取り敢えず、事ある毎に『なら情報統制やめろ』と言ってみて、相手の反応を伺ってみましょう。

"地球星人"と"日本人"…自分の中に二つの視点を持つことは、一見すると大変そうに思われるかも知れませんが、実際には情報のどんぶり勘定が可能になるので、慣れれば情報の整理が楽になると思います。
また、直感力を磨くのも、情報の単純化に役立ちます。
例えば、絵を描く時、最初の一筆をどこに置くかが結構、重要なのですが…
直感力を磨くというのは、その一筆の置き所を素早く見つけられるようになるということなのです。
情報というのは不思議なもので、入り口を間違えると知識がどれ程あっても話がおかしな方向に転がっていってしまいます。
正しい入り口、正しい問いを見つけることが一番、重要なのです。

話を纏めますと…
◾️世界統一政府はインターネット上に作ればいい。
◾️電脳化は基本的に不要
◾️情報をコンパクトに扱う方法・文化こそ発展させるべき
◾️リアルと仮想現実、世界は二つとも必要である。
 ⇒ 三次元+三次元+時間=七次元

まずは『正しい問い』を皆で見つけてゆければいいのかなと考えています。

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