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ココロを揺さぶられる。

『感動』
ある物事に深い感銘を受けて強く心を動かされること。

『感銘』
忘れられないほど深く感じること。心に深く刻みつけて忘れないこと。

今年一番の感動だった。
いや、この数年で一番だと思う。
といっても二番は思いつかないんだけど。

感動というか、
感嘆した!
詠嘆した!

パラリンピックで最初にメダルを取ったのが100M背泳ぎで銀メダルの山田選手。パラ最年少メダリストで話題になっていた。
その時はニュースでしか観ていなかったので、それほど揺さぶられることはなかったのだが…。
9月2日に50M背泳ぎでも銀メダルを獲得した時!
他の選手はストロークが見えるんだけど、山田選手はストロークが見えない!!
え?どうやって泳いでんの?

山田選手には両腕がなく、左右の脚の長さが異なっていた。
だから独自の泳ぎ方を考え、そして磨き上げたそうだ。
彼女と同じような障害のタイプの選手がいなかった為、独自の泳ぎ方を編み出すしかなかったのだ。
そして極めた。
唯一無二。
そこがスゴイ。
想像してもしきれない。
まさにグッドマン博士の『失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ。』そのものだ。
笑顔もよかったね。

他の競技も興奮して観たものがたくさんあった。バスケも迫力あったし、テニスもバドミントンもマラソンも手に汗を握る熱戦だった。前回ケガで悔しい思いをしたテニスの国枝選手の金メダルもかっこよかったし、上地選手の諦めない戦いは胸が熱くなるものだった。

多くの人々に、パラリンピックも躍動の競技でパラアスリートは不撓不屈のアスリートだと認識されたと思う。
また社会は大会主旨の多様性を意識する機会にもなったのでは。
それだけでも開催されたことはよかったとワタシは思いたい。
もっとパラスポーツがメジャーになってほしいし、多様性を認めてみんなで支え合う社会になったらいいなと思う。
ただ、、、
東京オリンピック・パラリンピックにかけた費用問題。
これらをどうするのか?
さて。
新政権どうする!?

パラアスリートって日常生活からしてすでにアスリートだよね。
各国の他の選手も皆努力プラス工夫を重ねて諸々の苦しいことを乗り越えてきたんだろうな。

こんなふうに「感動」を強く感じることはめったにないので記録しておこう。

毎日残業続きで疲れきっている自分へのエール。

いつもこだわりが強いと言われがち。自分ではそれほどでもないと思っていたんですけどね・・・。さて?