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クレイジーで、パンクで、最高なジェントルマンの足フェチ男

私がルーちゃんこと踏まれルーちゃんに出会ったのは日本に帰国して日が浅く、女王様としてデビューするのも夢のまた夢(というより、そんなことが実現するかもしれないということさえ考えることができなかった)だった頃。Twitter(当時)で偶然ルーちゃんのアカウントを見つけた私は「なんじゃこりゃー!」と呆然唖然。日常のワンシーン、外で、いや、時や所構わず踏まれているルーちゃん。己のフェチを極めるとこうなるのか… とにかくぶっ飛んでる人が大好きな私は速急にルーちゃんと会う約束をこぎつけたのです。

忘れもしない、雨の日の東新宿。マクドナルドの前にひょっこり現れたルーちゃんを見て私は「あー、こりゃあ、もし高校時代に同い年で出会ってたら仲良くなってたタイプかもしれないな!」と思ったのでした。

今は無き歌舞伎町のみすず薬局前にて。

今更言う必要はありませんが、ルーちゃんは「ど」が付くほどの変態です。私が今まで接してきた足フェチ、女性の足(や脚)、彼女らの履く靴、そしてその靴裏を心底愛する男たちは数え切れないほどいます。とは言え、ルーちゃんほどの行動力やガッツを持った人と会ったことはあるか?と聞かれたとしたら、私は答えを出すことに躊躇するでしょう。ただ「踏まれる」(まぁ、足を舐めたりもしていますが…)ためだけに弾丸で遥々ニューヨークから日本にやってくる。スマホはおろか携帯も持たずに日本中を駆け巡る。女性が嫌がることは決してしない。一緒に歩いていれば進んで車道側に歩き、女性がその腹や身体を踏みつけたり乗ったりした際は素早く足元に手を添え(体には直接触れないように)彼女らの安全を確保する。やってることはぶっ飛んでいるし、見る人によっては「気持ち悪い」だろうけれど、人に極力迷惑をかけず、相手への心配りを徹底するルーちゃん。そんな彼は私から見ると最高にパンクであり、同時にジェントルマンでもあるのです。

なんの約束もせず、偶然ルーちゃんと遭遇した時。
こんなに私のマンソンタトゥーを褒めてくれるのもルーちゃんくらいなんだよなぁ。

私が「S」でありながらも「M」であり「フェチ男」であるルーちゃんを尊敬するのはその止まることを知らない行動力。他人に何と言われようとも突き進むその力。語学力だってそうだし、ネットワーク力だってそう。フェチのためならなんでもしかねないその熱量には圧倒されてしまいます。誰に何と言われようが自分の好きなものは好き。御意見無用、我が道をひたすら突き進む。私もいつまでもそんな姿勢でいたいものです。

そんなルーちゃん、色んなメディアに取り上げられ時の人になっても、おびただしい数の(芸能人も含む)美女に踏まれても、日本に来た際にはこれでもかという位の量の缶バッジとキーチェーン(私のあげた目玉の親父のやつ、まだついているかな?)を付けたバックパックから私の好きなバンドのグッズや音源、そしてルーちゃんセレクトの音楽系お土産を取り出してプレゼントしてくれるのです。天狗にならない、そんな所も見習うべきかもしれません。

もう少しで春。
春といえばルーちゃんがひょこっと東京に現れる季節。
お気に入りの靴を引っ張り出して、ルーちゃんと遊ぶ季節がこの街に来る。

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