第72回サンレモ音楽祭

2022年のサンレモ音楽祭が2月1日から5日の、例年どおり5日間で開催された。
第一夜と第二夜で25人(グループ)の参加者がこの日のために用意した曲をお披露目する。それを新聞・テレビ・webなどの音楽記者が審査して暫定順位が決まる。

第三夜も全員がおなじ曲を歌い、音楽ファンと電話による一般投票を受け付け、結果を前日分に加算する。
第四夜は昔の曲をカバー。若い歌手がMy Wayを歌い、エリーザは映画フラッシュダンスの What A Feeling だった。出場者はゲストを呼ぶことができる。音楽記者・ファン・一般投票の結果が等分に振り分けられて前日分に加算される。
最終夜はまず、3回目となる持ち歌を全員が歌う。審査は電話投票のみで行われ前日分までに加算、総合順位の結果発表があり上位3人だけが残る。

ここで3人はもういっぺん歌いなおしたのだろう。いきなり推測になるのは、そのころすでに東日原のバス停から歩き出していたから。9時ちょうどに着いた稲村岩のてっぺんで、そろそろ勝者が決まるはずだな、と思いながらもそのさき歩く難しい尾根のことで頭がいっぱいだった。

決勝に残った3人による4回目のパフォーマンスは、音楽記者(33%)・ファン(33%)・一般電話(34%)の一発投票で勝者を決める。
で、優勝したマームードとブランコ。毎夜ごとに順位が入れ替わる展開が多い音楽祭だが、この二人は初日からほぼ独走状態だった。
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第一夜の一回目の歌いっぷり。もう勝者が決まってしまったような気がして、聞いた後に少し白けた気分になった。

準優勝のエリーザ。推してたんだけどなあ。歌の神様が人に降りてきた類稀なタレントだと思う。第二夜の一回目のステージ。https://www.raiplay.it/video/2022/02/Sanremo-2022-seconda-serata-Elisa-canta-O-forse-sei-tu-f3c0e1bb-da68-41b4-bd75-b88ed68bc958.html

眺めていちばん楽しかった、音楽祭らしい1曲を付け加えます。最終夜。
https://www.raiplay.it/video/2022/02/Sanremo-2022-quinta-serata-Dargen-DAmico-canta-Dove-si-balla-005bc39d-b814-4254-945d-1471b79e3af6.html

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