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息子、学ぶ。計画を立てる。感じる。(息子と二人、ヨーロッパに旅に出る)

ブリュッセルから成田への帰国フライトを二時間後に控え、息子はブリュッセル空港でのラウンジで、アイパッドに夢中だ。

見ているのは、お笑いでは、ノンスタイル、かまいたち。そして、ゲームでは、レゴ。

真面目な顔でアイパッドを見つめていたかと思えば、唐突に笑い出す息子。

とは言え、これは息子特有の行動という事ではなく、今回の旅で出会った各国の大人の人々も同様だった。スマートフォンやアイパッドって格好の時間つぶしなんだろうな。

世界中の生活・行動習慣を利便性を武器に、ドンドン上書きしていき、
かつ、情報収集により更に最適化していくツール。恐るべし。

さて、僕は時間を使って、今回備忘的に、この二週間の息子への教育的意味について、父親目線で勝手にまとめてみたい。

1、学ぶ意欲に火がついたのでは?

なぜ、人は何かの対象について、より知りたいと思うのか?その構造を理解し、自分なりの解を出したいと思うのか?

人により動機は様々と思う。

ただ今回、現地現物を息子と共に見る事が出来たのは、彼の学ぶ意欲に少なからず良い影響を与えたように思う。

例えば、巡った各国の概要。冒頭の写真がそうだけど、こういう整理をスムーズに共に整理したこと、無かったんですよね。
色々な歴史的建造物の前で、you tube使って、その成り立ちを調べたり。
現物を見ること、学ぶ意欲にとって大事と思います。

2、計画する

今回の旅、僕は仕事や自己学習の時と比較すると、ほとんど、きちんとした計画をしていない。

というと乱暴で、本当は、それなりにしてるけど、各日に、どのように移動して、どこで泊まるといった話は、実は日本では決めてなかったんですね。

で、本当に決めてないし、ちょっとしたトラブルも起きる。すると、息子が自発的に調べて、決め始める。笑。生存本能なのだろうか。笑笑

例えば、ローマの観光計画。そもそもスイスからローマに電車乗り継いでいけるのか?よくわからなかった。。だから、ローマのことまで考えられない。そこを見かねて、息子が調べてくれた。感謝。

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以下はアムステルダム→ベルギー、ブリュッセルへの移動。
ここは、僕がお願いしたんだけど、一度、調べ方の要領などつかんでいるので、ささっと調べて、メモしてくれました。

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調べるべき対象を持ち、自分で調べて、検証して、まとめる。メモする。で、実行してみる。

とても大事な所作だと思う。

3、感じる

ここは写真はない。だし、今回の旅から、何かを感じてるかどうか、本当のところ、息子しかわからない。

ただ、パリのルーブルや凱旋門などの所謂、観光名所。一方でのパリでも多様性あふれるインド人街、そして、モンサンミッシェル を通して知ったイギリス・フランスの100年戦争、ロンドンで感じたイギリスのブレグジット、スイス、グリンベルワルドのマリオカート、ローマコロッセオで夢想する董事の死闘、ドイツ、ベルリンの壁、オランダ、アムステルダムのアンネと自転車、ベルギー、ブリュッセルでのビール、それぞれで見る息子の横顔は、刺激に満ちていると感じた。。。。

さて、この間40分程。ラウンジで、簡易ディナーを済ませたように見えた彼。

「ちょっと食べたけど、また、腹が減ったら食べ物取りに行くね」と。

頼もしい限り。

今回の旅が、君にとって、価値ある日々になることを祈っています。

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