「ANAの深夜便エコノミー、きついわー。ほとんど寝れなかった。ってか、まー、眠くもならなかったけどｗ」

息子、羽田に到着。ANAのグランドホステスさんに付き添われて出てきた開口一番。

早朝6時の羽田空港国際線口。「そうか、まー、そりゃそうだわな。きついわな。お疲れさん。笑」と軽く受け流す。

自分が中学一年の頃、九州は大分のド田舎に住んでいたこともあり、自分は公共交通機関を一人で乗る経験なんて、なかった。ということを思い出す。

軽い文句はありつつも、無事に上海から羽田に到着した息子。ANAの方にサポートをしてもらったとはいえ、深夜便での孤独な移動。まだ、中学生になったばかりなのに、たいしたもんです。

さて、感慨にふける暇もなく、パリ行きのフライトの手続き、両替へ。

今日の円/ユーロの両替レートは、125.5円/ユーロ。幾ら分の円を両替するか？迷うけど、向こうでの両替は時間ももったいないし、相応の額を両替する。

ま、もし余っても、また、いつかヨーロッパ行くでしょ。ってか、行くべき。未来を計画すること、とっても大事。

その後、ANAのラウンジへ。息子が取ってきた朝食がこちら。

ってか、、、、これ、何？？？？

何とも言語化が難しい感覚。なぜ、ソーセージは一つで、かつ、その向きなのか？丁寧においているような気も、、

ま、結局は、なんて、子供っぽいものを、、、、と結論つけ、それ以上、思考投入するのをやめる。まー、子供だから仕方ないよね。

ラウンジでは、折角なので国酒たる日本酒を頂く。
今日のラウンジではこの4種類。

特に気に入ったのは、長野の日本酒、金宝芙蓉 純米吟醸 Tsukuyomi。
甘めの味が好み。ツクヨミとは、洒落ている。

日本出国前、思いがけず、神話に触れることができて、ご機嫌。

そこで、「あー、パリ、楽しみだなー」と、遠くを眺めながら、おもむろにつぶやく息子。

「そうか、君もまた、楽しみなのか。。楽しみなんだ、、」と、僕も内心安心する。

本当に楽しみにしてくれているのか？とか、彼にしかわからないよね。中々、聞きにくいし。聞いたところで、本当の事をいってくれるかわからないし。でも、問うてもないのに、聞けたつぶやき。本心としよう。

その後、Apple watchをParisの時間が確認できるように変更！！

いよいよ搭乗！と、搭乗口に移動するも、グランドホステスの方の「使用する飛行機が遅れていて～」のアナウンス。

ちょっと出鼻をくじかれた感はあるものの、「ま、仕事じゃないし、いつか飛べば良いっか」と、僕。「そうだね。ま、のんびり行こうよ」と、息子。

つい先ほどのアナウンスでは、飛行機は定刻の40分遅れくらいで飛ぶようです。