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マスク時代の観相術 ⑨たかがニキビ、されど…

知っておきたい!
マスク時代の観相術(人相・手相)

相談支援インテーク(初回面接)の時に、ラポール形成(調和のとれた信頼関係)のための観相テクニック!

たかがニキビ、されど…


おでこに、デキモン ?
「あんた、ようデキモンできんな…ちゃんと、顔洗ろてへんからちゃうん!」
ー数日後ー
ちゃんと、洗ろてんのに、大きぃ腫れてきたで、どないしょう?
「ほんまに、ちゃんと、洗ろてるんかいな?
あんた、エエかげんやさかい、はよ、皮膚科行っといで !」
 
 皮膚科のお医者さんは、その腫れ物が大きく化膿しないよう、消毒したり、処方箋をだしたり、適切な治療をしてくれるでしょう。
 デキモンはすぐ治っても、エエかげんな人間扱いされて 傷ついたメンタルはなかなか癒せず、引きずったりするんですね。
 デキモンは人相とは違うかもしれませんが、肌に現れた重要なサインです。
 
本当に洗顔をちゃんとしない
 ➡ エエかげんな人

か、もしかすると
ストレスで吹き出物ができてしまう
  ➡ 過敏な人

また、
脂っこいモノが好きな
 ➡ 食生活が乱れている人

という場合も考えられますし
食物or動物アレルギー
 ➡ アレルギー体質

肌が弱い、無意識に触ってしまう?、虫刺され?、睡眠不足…
 
ここで、支援者が気をつけないといけないのは

ニキビのようなデキモン
 ➡ エエかげんな人間 

との、決めつけです。
 
 インテークの時点で確かなのは相談者に ニキビのようなデキモンが観える、そのヒントだけです。
 ほとんどの相談者にとって、程度の差はあれ、そのデキモンは、何らかの マイナスな影響を 相談者に与えている と方向性を導きますが、それ以上の早計な決めつけは、誤った判断を招く危険があり、十分に注意する必要があります。
 ニキビの影響も、現実には深刻な状態でも相談者が気付いてさえいなかったり、逆に、酷く現れていた原因がほんの些細な事だった場合もあります。
 
  相談者の環境の変化によっては、些細な事が精神的に大きな苦痛へと進化する場合があります。
 
 大学時代、いつもニキビ面をしていた同級生が、ある有名なホテルチェーンの就職内定を得ました。
 数ヶ月後の卒業式の時には、彼の顔からニキビは消えて、ツルツルのお肌になっていました。
 ホテルマンにニキビは厳禁なのだそうで、ニキビを治すための、かなりキビシイ指導があり、度々心折れて、他の業界への就職も思い悩んだそうです。
 たかがニキビでも、その重さは人それぞれです。

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