・はじめに

皆さんこんにちは！ペク杯、イース杯も終わり東北にひと時の休憩時間を与えられました。
皆さんは以前自分が≪舞鬼≫を使った頻伽のデッキを紹介していたのは覚えていますでしょうか？その≪舞鬼≫を使ったデッキでしたが、鳳凰木が死んだことにより大幅なパワーダウンを喰らってしまうことになり俄然向かい風なデッキになっています。
そんな≪舞鬼≫ですが今回"ある"カードに目をつけたので簡単にデッキの方組んでみました。ちょっと粗は残る上にネタデッキとしては100点。トップメタの一角には勝てないと思いますが、めちゃくちゃ面白いデッキになっていると思います。
今回は番外編ということで迦陵頻伽の採用はお休み……かと思いましたが、なんと噛み合うキーパーツがあったので一応頻伽のデッキになっています。
それでは今回もやって行きましょう！

もうすぐ新弾間近！それでも勝ち残るために昨日も今日も明日も明後日も活動して行きます！パートナーの “びんが” と一緒に！

・≪舞鬼≫キョクレイ a.k.a虎尾デッキレシピ

今回の主役は、Z/X界のトラファルガー・ローこと伊吹虎尾くんです！！

大昔1.5弾に収録されていたカードで当時も環境が速かったり、2弾で出た月下香の方が強かったり、そもそも1コストで動けるカードがあまりなかった為、デッキに積む上で虎尾じゃなくてよかった……なんて悲しい過去を持つカード。当時は踏み倒しする手段もなかったのでこのカードを7コスト払って出すのも厳しい上に、
ホウライ自体もそんなに多くなかったのが辛い現実である。
そして時は巡り……！今現代ゼクスにおいて見ても8500というパワー不足感とどうしても要求される踏み倒し手段。踏み倒すならその他のカードの方が強いという現役を引退し、隠居生活をしていた虎尾にとって厳しい世界！
だが！しかし！今！今しかないのだ！強く低コストで出せるホウライのカードを持って連パン力のあるカテゴリー≪舞鬼≫！隠居して一度も活躍の場を与えて貰えなかった先輩に輝きを！！洗礼されすぎた十字架はもはや漂白された洗濯物の如く！！伊吹虎尾！！いざ！！参る！！！！

・簡単な説明

というわけで、簡単に説明に入りたいと思います。
今回主役となるカードは上記でも説明した哀しき過去を持つ男。
伊吹虎尾となります。
虎尾は一人では何もできないが、仲間の力を使えば戦えうことができるまさに司令塔。つまりは虎尾の周りをシナジーのあるカードで埋めていってあげればいいのです。
まずは≪舞鬼≫のIG2人組みのヒールとチェイス、そしてアンシー、ドルフ、今回だとポップも入ってきますね。ここの基盤となるカードを1コストで扱えるように動いて行きます。IG2人組みは除外にミソスかホウライが3枚につき1コスト
減ります。序盤は自分達でそもそも除外を増やしたり、ウィンドがいるので1~3枚IGが当たると5枚くらいは除外を簡単に増やしていくことができると思います。
≪舞鬼≫の基盤は正直この時点では頑張れば作れる。といったくらいの認識を持ってもらえると助かります。そのため現時点では除外枚数が若干足りない可能性があります。これが1個目の課題です。

さて2個目は虎尾をどう出すか。これです。
ここは極麗六鳥迦陵頻伽で解決としましょう。

ですが、極麗から出すにしても効果には10枚除外が必要になります。これでは除外が足りませんね。目標としては3ターン目には動き出したいところなのですが。除外が足りないという1個目の課題とここは共有できそうなので除外を増やす方法を探していく必要が出てきました。もう1つの問題は極麗を踏み倒す方法です。極麗は手札から出ないと効果が誘発しません。今回は≪舞鬼≫に枠を割いているのでDJ頻伽等の頻伽サポートが取れていません。極麗をできるだけ低コストで出さないと他の≪舞鬼≫でのアクションが取れなくなります。

これらの課題を1回で解決する方法がありました。
ヒロイックカットインです。

除外も増やせて極麗も出せる。課題となっていた部分が一気に解決しました。
また、スタリソを妲己にすることにより極麗を出す手段が2通りになっています。
ヒロイックカットインから動いていれば勝手に除外は溜まっているので次のターンからは極麗をスタリソスタートできると思います。
ちょっと手間はかかりますが、鳳凰木でリソースを立てていた時と比べると同じくらい、もしくはスクエアにいるゼクスの数次第で動き出すと止まりません。
基本的に除外が10枚もあれば≪舞鬼≫のゼクスは1コストプレイは容易にできると思うので殴り倒せば実質ノーコストプレイしているようなものです。
ただ虎尾は除去に弱いのでプレイヤースクエアにおいて現場監督としてお仕事を真っ当してもらいましょう。この現場監督ドジな一面もあるのでVB踏んだら
天を仰ぎ嘆くまでがワンセットです。
他の生き物なら倒して虎尾のリブートの餌にしちゃいましょう！
虎尾はバトルで破壊した時なので効果破壊は対象外なのでそこだけ注意してくださいね！

・他カード採用理由

他のカードの採用理由としては、

4コストでコスト軽減を持っていない為≪舞鬼≫の中では使いにくい部類のカードですが、除外を簡単に増やしてくれることと、除外ゾーンから赤か緑のゼクスを好きに拾えるため極麗へのアクセスもできる可能性があります。
セレネから出してもいいし、このカード自体に除外が4枚以上あればIGアイコンがつくのでワンチャンポンと出てきて仕事する可能性がありますね。

このデッキはアーク級の札が採用されていない為、なんらかの≪舞鬼≫から変換させツイストに繋げると相手カードの効果を受けない11000を簡単に出すことができます。ドルフの効果をツイストに当て続け殴っていけば怖いもの無し！

手札にて除外2枚につき1コスト減るカードで他の«舞鬼≫をリブートさせることができる。もちろん自分も起きることができるのでアンシーの種やドルフの数稼ぎにも使える。ただこのデッキ緑が若干足りて無い感もあるのでマーシャルに変更するのもありかもしれない。

必要牌を探しにいけて手札を捨てられるためヒロイックカットインで除外
したいものを落とすことができる。
マーシャルも1コストで出るので虎尾との相性がよく、こちらを採用
する場合少し多めに枚数を取りたい。

デュナミス枠は結構適当になってしまったので詰めて行きたいところではあるがざっとこんなもんなので割愛。≪舞鬼≫の手札の選択肢を増やすために出てきた極麗に頻伽のアルカナシフトも乗せられるのもポイント。

・終わりに

いかがでしたでしょうか？現代ゼクスではあまり見ることのないオーパーツをこのデッキでは活躍させることができます。
頻伽に使えそうなカードがないか全カード見ていた時にこんなやついたなぁとテキスト見たらめっちゃ≪舞鬼≫で使えそうじゃん！となったのがことの発端。
期待値的にはネタデッキとしては100点で元が≪舞鬼≫なのでまぁまぁやれるかと思います。これ使って弱い！グロリアに勝てないじゃん！とかの苦情は流石に一才受け付けませんｗ
準備がハマってしまえば≪舞鬼≫の魅力は光らせられるのかなと思うので、興味のある方は是非遊んでみてください。　
虎尾使ってみるとなんか若干愛着が湧いてきてて笑うし、
なんなら自分が高校1年生の時に出たカードなので同級生に会った気分なんでちょっとテンション上がりましたｗ
高校の帰り道にゼクスを剥くなんて経験した人あんまりいないんじゃなかろうか。

さて昔話は置いといて、CSも一旦落ち着き、その上でアウェイクンパニッシャーもだいぶ先なので迦陵頻伽の記事を挙げる頻度は落ちるかもしれませんがなんか思いついたら投稿するかもしれません。その時はまたいつものようにデッキ構築引っ下げると思うのでよろしくお願いします！最近はクラフトが面白くて記事書くか悩んでるのと、ペク杯サブトナメ優勝した時のレシピあげてなかったなぁと思いつつふわふわしてます。
まぁでもダラダラしてもしょうがないので今回はこの辺で終わりたいと思います。
では次回の投稿でお会いしましょう！

カトレア(筆者)
Xアカウント @katorea__
フリー冊子の頃からゼクスしてる。
今は亡きチーム丘の上のメンバー。
Z/X日本選手権 東日本地区予選で30位。
第2回イース杯ベスト8
過去の実績なので雑に。2015年のフィーユ杯のなんか優勝してたり、第1回きさら杯2位。他ちょこちょこベスト8。第20回フィーユ杯チーム戦優勝。