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鹿大工学部への大学編入体験記

はじめに

こんにちは、セリナです。

7月末となってもコロナの収束は終わりが見えず、私が受ける大学院試験も1か月遅れの実施となりました。

そして、私は鹿児島大学に編入で入ったわけですが、編入試験もかなり遅れているようで今年は8月1日、例年の2か月遅れの実施なようです。

私が経験した”大学の編入試験を受ける”というのは世間的に見ればかなりレアな部類だと思います。

そして、受けた人が少ない分体験した人が周りに少なく、ネットで検索してみてもなかなか情報が少ないのが現状です。

(Twitterで編入と検索してヒットした人がお話聞かせてくださいとDMがくるほど)

大学編入を体験した身として、少しでも後輩の役に立てばいいなという思いをこめて、体験記を残したいと思います。

もちろん経験していない人にとってはなおさら未知な世界だと思うのでそういう人にもこういう進路もあるんだということを知っていただければと思います。

一応言っときますが、体験記なのであくまでも私の場合の話です。

お手本どころか見習ってほしくないところも多々あるので反面教師くらいで捉えてください。

そしてかなりうろおぼえな部分があるので本当に参考程度でお願いします。


編入を決めたきっかけ

少し前から話しますが高校生のときはそこそこに頭のいい私立の高校に行ってました。

年々偏差値をあげて九州大学の芸術工学部に行くのが夢でした。

しかし思ったほど成績も上がらず、センターもいまひとつ。

結局一つランクを下げて九州工業大学を受けましたが前期後期ともに落ちました。

福岡大学になんとか受かってたものの九大芸工に行きたい一心で浪人しました。

結果浪人が性に合わずどこがわからないかもわからない受験生になってしまい、センターも受けましたが去年よりも落ちて行くところがなくなりました。

3月に入り本当にどうしようか考えていた時、お母さんから「短大に行って国公立大学に編入するっていう道もあるよ」と教えてもらいました。

どこかの四年制大学に入らなければ!と思っていた当時の私は短大に行くという選択肢が頭にありませんでした。

しかし、福岡工業大学の短大が3月からでも受けれたこと、得意な数1だけで受けれたこと、情報メディア学科でCGコースなどやりたいことができそうだったこと、そして編入という道を大々的に売りにしていたことから福工短大に行くことにしました。

つまり最初から編入する気で短大に入りました。


編入までにしていたこと

国公立の編入試験は早くて5月6月にあることを知り、入学直後にまたしても受験1年前になりました。

受験1年前はどこがいいのかなあとぼんやり思っている程度だった気がします。

1年前期からあったのか後期だったからか忘れましたが、私の大学では5限に編入希望者向けの補講がありました。

講義ではないので単位にはなりません。

たしか編入数学と編入情報をやっていた記憶があります。

数学は微分積分と行列をメインで、情報は論理回路や電気回路を鹿児島大学の過去問を解きながらやっていました。

鹿児島大学は受験日が早い、合格枠が多い、難易度も難しすぎずということで、鹿児島大学を目指さなくてもみんな練習かわりに、と言ったら失礼ですがみんなとりあえず受けてみようといった位置づけらしく、どこの大学志望か関係なくみんな鹿児島大学の過去問をやっていました。

毎回先生からプリントが配られていたので過去問をこの年は解いた解いてないと管理しながら解いてはいませんでした。

(管理できたほうが当然いいと思います)

週2か週3か夕方に毎週補講を受けながら、昼休みは編入支援室でTOEICのリスニング練習をしていました。

短大には編入支援室と呼ばれる部屋があって、編入担当の先生がいました。

編入支援室は自習室として使っていたこともあり、空きコマはそこでレポートをしたり編入の先生にレポート大変なんですけど~!!とお話ししたりもしてました。

その先生が英語の対策をしてくれたり、志望校の相談にのってくれたり、面接練習もしてくれました。

TOEIC自体は大学によって必要になるところもあったため、1年生のときからやっていたほうがいいということで勉強していました。

そんなこんなで年が明け、受験校も決まらないまま1年生が終わろうとしていた気がします。

1か月前くらいになって焦り始めて(遅い)、定期テストのような詰込み型の勉強をしていた気がします。

もっと早いうちから過去問や受験教科、出題範囲を調べて把握しておけばよかったなと思いました。

一応補講でやってたのでこういう感じで出る程度の経験はあったのと詰込みでなんとか受かるところがありましたが、言うまでもなくもっと早く真剣に準備すべきで詰込みなんて真似しないほうがいいです。

そして、その試験日の1,2か月前にあたるころは、願書(志望理由書を含む)を書いたり複数の先生に面接練習をしてもらったりしていました。

当たり前ではありますがみんななかなかできないのが、「志望理由書や面接は合格のために嘘をつくところではない」ということです。

見栄を張ってできる人を演じても結局ぼろは出るしそれで受かってもその後ぼろが出ます。

俺はそんなことない!と思ってる人がいたら、ぼろがでなくても結局やりたいことではないことをするはめになるのは自分なので将来の自分をよく考えたほうがいいと思います。

志望理由書提出はあるとことないとことありましたが、もちろんないところはよりはやめに志望理由を明確化しないといけないため、かなり焦っていました。

私の場合、志望校の研究室からおもしろそうな研究を見つけてきて言えばいいというアドバイスをもとにおもしろそうと思った自動運転について何の知識もないのに慌てて情報を集めました。

まあ確かに研究室で何をやっているかを見るのは大事だとは思いますが、自分の軸もないのにこの選択肢の中だったらこれ!というように選ぶのは違うと思います。

その中から選ぶのではなく、自分のやりたいものがあるか調べるのが「研究室を見なさい」の意味だと思います。

結局自動運転がしたいと志望理由書を書いて提出したあとに短大のちょっと怖め?の先生に面接練習をしてもらい、うまく説明ができていないのがもろばれでした。

「そもそも車の免許もってるの?」という一言からぼろがでまくり、「一回練習は中断でいいから君は本当は何をしたいんだ」と言われ何かの思いが爆発してその場で号泣。(←やばいやつ)

「ほんとはデジタルアートみたいなのがしたいコンサートが好きで演出とかのほうがしたい」と言ったらその先生もわりとその分野に詳しかったらしくこれを調べるといいなどを教えてくれて、志望学科の内容とずれていても本当のことを言ったほうがいいといわれました。

その先生のおかげで”落ちてもいいから本当のことを言おう”と決心しました。


受験校の決定

受験校を決めたのは春休みころ?2年生になってからだったかもしれません。

試験2,3か月前とかぎりぎりでした。

本当は学部としては九大の芸工に行きたかったけれどそのための準備を十分にしてきた自信もなかったため諦めてしまいました。

みんな受けるといわれた枠が多い鹿児島大学、現役のときも受けた九州工業大学、内容的に近いのではと勧められた山口大学を受けることにしました。

私はその3つを受けましたが、編入試験はどの大学もそのために毎年入学枠が用意されているわけではありません。

退学者が多かったから枠が広くなったり、退学者がいなかったから今年は編入試験はしないという大学も珍しくはありません。

開催が決定したところが順に募集要項とともに発表します。

しかもいつ発表かは基本的に書いてません。

例年発表されている時期を調べてきて今年もだいたいそのくらいだろうという時期が来たら毎日ホームページをチェックしてました。

だいたい2,3か月前とかだった気がします。

よく覚えてないので受ける人は昨年のものなどを調べてみてください。

募集要項が発表されたらすぐに取り寄せて自分のもとにおいておきましょう。

願書提出までが近いうえに届くのに何日かかかります。

結局全国の大学を調べるまでの徹底はせず、知っていたところ、勧められたところを受験したので調査不足だったとは思いますが結構キリがない行為だとも思うので詳しい人(編入担当の先生や同じ分野の先輩など)に聞いてみるのが近道かなとは思います。

もちろん鵜呑みにせず調べることが大事ですがネット上に落ちてる情報なんて限られてるよなと思ってました。

まあ確かに限られてはいますが学科の説明サイトだけでなく授業のシラバスやはり研究室のサイトなどを見ると具体的なイメージがわくと思うのでおすすめします。

先輩の知り合いがいたら聞いてみるのもいいでしょう。

そこに行ってる知り合いいませんか?と学校の先生や先輩、友達など周りに聞いてみたり、私をネットで見つけた人のようにTwitterで呼びかけても見つかるかもしれません。

大学の偏差値とかももちろん入れるか入れないか大きく左右するので大事ではありますが、なにより自分のしたいことがその大学でできそうなのかを考えるのが最優先だと思います。

そこがぶれると面接で結局落ちるし、もし入れてもなんか違ったとなるだけです。

その大学になにかわくわくできるものがあるかも一つの判断基準だとおもってます。


【いざ受験】鹿児島大学

鹿児島大学が最初の編入試験でした。

そして結論からいいますが鹿児島大学はなんとか受かりました。

全国的にみると編入試験は全部この時期!というよりはだいたい6月9月2月と何回か山があるのですが、国公立編入の第1波である6月頭よりもさらに早く鹿児島大学は5月でした。

カメラロール見た感じ私の年は5月20日だったみたいです。

全国的に見ても1番?くらいのレベルで早いです。

福岡から始発で家を出ても朝9時の試験会場には間に合わないので前日入りしてホテルに泊まりました。

福岡工業大学短大は1回まで(成績優秀者は2回まで?とかの制度もあったような?)県外受験の場合に交通費宿泊費を支援してもらえます。

いまホームページ見たら鹿児島は2万って書いてますね。

往復の新幹線、ホテル代で2万前後だったのでほぼぴったりだったと思います。

1泊だったのでリュックサイズくらいの小さいゴロゴロをもっていってたのですがそのまま受験会場に向かった記憶があります。

特に下見もしていなかったので当日になってここが鹿児島か~これが市電か~これが鹿児島大学か~と終始きょろきょろして向かってました。

(前泊なら下見くらいしろ??)

午前中は筆記試験を受けて、午後は一人ずつ呼ばれて面接がありました。

筆記は数学、電気回路、C言語だったと思います。

数学は主に微積(だったと思う)で自信はなかったですが編入補講で勉強していた分なんとか解けた。

過去問見たらわかるけどたぶんあれ大したレベルではないんだろうな。

下手したら高校レベルだしじゃなくてちょっと毛生えたくらい。たぶん。

ちゃんと勉強してれば余裕だと思う。

電気回路はノリで解けたんだと思う(知らんけど)(全然たよりにならない意見w)

C言語に関しては短大の授業で触れるのが試験1か月前からしかなかったので試験2週間前からC言語のテキストを爆速で読んでました。

パソコンでの実装は全くせず、とりあえず文法暗記で挑んだので解けてんのかなこれという感じだったけど受かったので合格ラインはこえてたのかな。

ちなみに私の短大ではそのように試験1か月前からしか触らないということでJavaが1年、Cは2年からというのは問題視されて私の次の代からは1年からCの授業が受けられるように変わったみたいです。

そして午後の面接ですが、待たされる人は2,3時間余裕で待たされてた気がします。

筆記は終わっているので面接用のなにか直前に勉強できる資料を十分に持って行っとけばよかったなとなりました。

今年はオンラインなのかな?いまは変わってるかもしれないけど。

次だから待っててねと電気もついてない廊下に用意された椅子に座らされ、私の前に面接していた人の声がドア越しに伝わってきていました。

いまだに覚えてるんですがその子は、志望理由書と自己PRはすべて一言一句暗記してきました!っていう感じでロボットのように話していました。

ある意味完璧ではあったものの質疑応答になった途端はきはきとした印象がなくなるくらい口調が変わり、あまりこたえられてないのが聞こえてきました。

そんな一言一句覚えてなかったので自分大丈夫かなとなってました。

(たぶん自然と説明できれば問題ないです。むしろロボット口調は印象よくなさそう)

そして自分の番。

情報学科にきて、「コンサートの演出とかデジタルアートのようなものを技術側で支える人になりたいです!」と言っていたので学科の王道の学問とはすこしずれてはいたんだと思うけど、鹿児島大学の先生は君面白いね!と言ってくれた先生がいてかなりなごやかな雰囲気で進んだのを覚えてます。

(入学後に何先生だった?って言われたけど先生の顔丸暗記はしてなかったので全然覚えてない。当日はたぶん5人中2人くらいはわかった。)

始まる前は緊張していたけど「失礼します」ってドアを開けたらゴロゴロがドアに当たってしまい入室そうそうひと笑いをとった。

(いや、なぜロッカーに入れてこない?)

まあでも「大丈夫?どこからきたの?昨日きたの?」と座る前に聞かれて、私としては少し緊張がやわらぎました。

私のときは5人の先生がみんなパソコンを前において私が話すたびにカタカタと文字を打っていてなんかその光景が少し不気味だったけど、基本的には生徒を優しく受け入れようという姿勢だったと思う。

試験が終わった後はそのまま新幹線で帰る予定だったけど、受っている自信もない私は最後の鹿児島かもと一人で桜島フェリーに乗って桜島の温泉を満喫して帰ってきました。

ちなみにこの当時、本当に鹿児島大学に通うことになるだろうという実感はゼロ。


【いざ受験】九州工業大学

九工大は6月1週目くらいだったと思います。

北九州の工学部と飯塚の情報工学部がありますが、私は飯塚の情報工学部の知能情報工学科を受験しました。

そしてこれも結論から言うと落ちました。

今でも忘れないんですが当日朝時間を見間違えたと思って間に合わない!と駅からタクシーをとばしてもらい、ギリギリセーフと思ったら会場があいておらず、なぜだと思ったら見間違いだと思ったのが見間違いで1時間早くつきました。

しかもそこで時計を忘れたことに気づき、1,2キロ離れたコンビニへ時計を買いに行き、とりあえずあった2000円の目覚まし時計を買ったら1分ずつ大音量でピッピ!っていいながら設定しなければならないタイプの時計で九工大の門の前でピピピピピピ!!!!とならしてました。

なにやってんだ?

時間の確認と時計所持の確認はちゃんとしようね。

九工大は筆記試験はなく口頭試問だけでした。(のはず)

と思ってホームページを今見たら今年はなんと書類審査のみらしい。

オンライン面接すらもないのか。

先生3人くらいの前でホワイトボードに答えを解説しながら解くというものでした。

入室後いきなり口頭試問で数学の積分がインテグラル書く場所から違ってて本当にぼろぼろで、何をしにきたんだ君はみたいな雰囲気になってしまったのをよく覚えている。

たぶんそのあと数学だけでも1,2問くらいあったのかもしれないが1問目からつまずいてしまい本当にぼろぼろだたった。

そのあとの論理回路はわりと得意分野だったので半加算器かなにかの真理値表を書けと言われてさらさらーと迷いなく書いたらそれは解けるんだ??みたいなまた不思議な顔をされた。

そんな感じだったので数学も情報も口頭試問が終わった時点で落ちたなという感覚はあった。

そのあと面接が始まり頑張って答えてたけど、たぶん向こうも「この子は数学解けてないし無理だろう」という感じで聞いていたと思う。

数学出来なくて落ち込んでたのでもう私にはそうにしか見えなかった。

いや、頑張って答えたんだけどね。

さきほど志望理由書の話をしたが1か月前に提出が義務付けられていたのがこの九工大だった。

面接で号泣して本当のことを言ったほうがいいと言われた時点でもう提出してしまっていた。

嘘、とまでは言わないが慌てて作った志望理由で通すしかなかった。

自動運転のことを言ったが、まあ普通に落ちた。


【いざ受験】山口大学

山口大学は九工大のつぎの日に受けた記憶がある。

実家は福岡市の西のほうなので飯塚から実家に帰ってまた早朝に山口に行くというUターン。

山口大学も鹿児島同様に「どこだここ?」と思っていた。

朝の始発でぎりぎり間に合うので、前日入りはせずに日帰りした。

午前中は筆記試験を受けて午後は面接だった。

正直鹿児島と九工で手一杯だったし、直前に山口大の受験を決めたので対策をした記憶もほとんどなく当日のこともあまり覚えていない。

筆記に何が出たかもあまり覚えてないがたぶん数学、論理回路、プログラミングとかそのあたりだと思う。

面接は先生が二人のみ。

志望理由を話したが結局少しずれているのがひっかかってしまい、「それはここの学科ではないよね?」と言われた。

その後も頑張って説明したが何を言っても「いや、それはここではないしここでなければいけない理由はなんなの?」と2,3回返されてしまった。

嘘をついて受かっても意味ないと思っていたのでそのまま話したがこれも普通に落ちた。

はい、わかってました。


進路決定後

結局3つ受けてみて鹿児島大学しか受からなかったので鹿児島大学に行くことにした。

各大学二次募集が9月とかにあるはずなので、合格は持ったまま別のところをもう一回受けてもよかったし私立もだいたいその時期なので受けてもよかったがもう鹿児島大学に行くことにした。

私の短大では半分の生徒が編入を目指すので何十人がおなじタイミングで編入に向けて勉強していたが学年で1番に進路先が決まった。

6月中だったかな?

鹿児島大学は福工短大から毎年1.2人編入しているので短大から先輩を紹介してもらい、編入までになにをしたらいいですか?と聞いたら「なにもしないでもいいよ笑」といわれてしまった。

なおさらわからなくなったが、「TOEICだけは勉強してても損はないよ」と言われたのでTOEICの勉強は引き続き行っていた。

そして短大から国公立へ行くことに不安が大きく、とても焦っていて何かしなければという思いが強かった。

大学の中に資格センターがあったので秘書検を受けてみたり、MOSのWordExcelの資格をとってみたり、海外留学サポートのカリキュラムでフィリピンに語学留学に行ってみたりもした。

編入決定前も決定後も焦っていてなんかいろいろしたが、結局いま思うのは短大の授業もうちょっとちゃんと受けておけばよかったし、終わったものも復習しておけばよかったと思う。

ちゃんと理解はしていたが1年後にどのくらい覚えてるかと言われれば曖昧な授業もたくさんあったと思う。

同じ分野のところに行くわけだから短大でやってたのが大学でも基礎になる。

編入決定後、なにをするか迷うくらいなら授業の復習をちゃんとしたほうがいいし、ほんとに時間があるなら基本情報技術者試験でも勉強していて損はないと思う。


大学編入後

鹿児島大学に編入した一個上の先輩までは3年次編入だったのに、「今年からはカリキュラム編成の問題で2年次編入になるかもしれない」と面接の前から言われていて、面接でも「2年次編入になるかもしれないがいいか?」と言われていた。

「そうなったらまた基礎からちゃんと学びます」と答えていたがやっぱり2年次編入だったので短大2年生が終わったところだったのに大学2年生になった。

授業よりも1週間早く編入生のオリエンテーションがあると実家に案内があったので4月2日だったかな、鹿児島に行った。

実は春休みなんだかんだ両親と自分の予定が合わず引っ越しができていなかったので福岡から鹿児島まで日帰りで行くことにした。

また1週間後授業が始まるまでに引っ越してくればいいと思っていた。

そしたら明日も明後日もしあさってもオリエンテーションがあるといわれた。

聞いてない。笑

普通に予定入ってる子もいるのでは??と思ったし、なにより体一つで来てしまったので普通にキレてた。笑

担当してくれていた先生や案内してくれた学生課の先生にまで来年からはちゃんと書いてくださいよと文句を言いまわった。笑

結局急いで親にお金を振り込んでもらい、急いで契約していた部屋の鍵を取りに行き、簡易のベッドを買い、明日の服を買いに行き、自転車を買いに行った。

何もない部屋上にガス開栓とか何もしてない、もはや一人暮らしのそういう勝手なにもわからないなかで3,4日すごした。

入学式は編入生はほぼこないといわれたので休んで引っ越しの日にした。

オリエンテーションは1週間くらいあったが2日目からは1年生に混ざって学校案内などをしてもらい、1年生の前で自己紹介をした。

わりと謎だった。

3歳も年下になるとさすがに年の差を感じるな。

明らかにこの前まで高校生だった感がある。

まあオリエンテーションは同じく編入組7人も一緒だったので書類うんぬんとかは同じ立場の人に聞けた。

ちなみにオリエンテーション1日目に私だけ残ってと言われてなんだろうと思ったらカリキュラムが変わったせいで私の単位変換だけ決まってないらしく、私の短大の単位のどれを引き継ぐことにするかという面談が始まった。

私の成績表を見てこの授業は何をやったのかどこまでやったのかプレゼンなど発表はあったかなど聞かれた。

正直いきなり言われて全授業完璧には答えられない。

2年前のものもあるし、全部の授業が全部100%理解できた覚えているというわけでもないので、どこまでやったのか特になにをやってないのかについては自信がない。

それも覚えてるかぎり答えたけど忘れてるのはやってない扱いにされたと思うし、それは知ってるのねというものは単位変換で似た授業をこっちでとらなくていいようにしてくれた。

自分のいた短大や高専の授業でなにをやったかは答えられるようになっていたほうがいい。

テストをされるわけではないがそういうふうに人に説明しなければいけない場面はきっとくる。

1週間のオリエンテーションを終え、同じ短大だった先輩に履修を手伝ってもらい、2年生の授業が無事スタートした。

高校みたいにクラスがあるわけでもないので初日で転校生!?って話しかけられることもなければ私が増えたことを認知されてるのか?編入生として認知されてるのか?も正直わからなかった。

あとから聞いたが編入生だと知ってる人もちらほらいたがみんなというわけではなく、基本学年に1.2人増えてもわからないという感じだったらしい。

まあ大学だからそんなもんなんかな。

いや、うちの学科だけかもしれない。


さいごに

いろいろ話してきたが本当にあくまで私の場合の話だし、ここまで読んだらわかるけど「鹿児島に受かったからよかったが」というような編入体験だった。

鹿児島に受かってなかったらそのまま福工大の四年制のほうを受験して受かれば編入してるかメディア系の専門学校にでも行ってたかもしれない。

大きくその後の進路も変わっていたと思う。

いまは鹿児島に住んで2年ちょっとになり知り合いも増えたが、受かってなければ鹿児島に来ることもなかっただろう。

鹿児島で出会った人はみんな知り合ってなかったかもしれない。

編入するために短大に入ったと言ったがその時点では鹿児島大学に来るとは思っていなかったし、鹿児島に来たからってこの先もどうなるかわからないけどいま鹿児島でできることを頑張っていこうと思う。

短大では編入か就職か進路がわかれるわけだけど、編入はそもそも就職せずに編入してでもやりたいことがあるという認識なはずなのでやりたいことがあるみなさんの進路がうまくいきますように応援しています。

かなりうろおぼえの部分も多くお手本にもならない体験記だったとは思いますが何かほかに聞きたいこと、質問等あればコメントでもTwitter(@serina_ponpi)にでも連絡いただければと思います。

鹿児島大学にきてからの話とかなんかいろいろ今回お話しした話の前後の人生も知りたかったらこっちに書いてますので不必要なところは読み飛ばして読めば前後のつながりもみえるとおもいます。

そして、今回は編入関連でDMが来たので編入をテーマにしましたが私が書けそうなもので書いてほしいお題とかもしあれば教えてください~!

次回もまた気が向いたときにゆるっと書きます!

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