絶対に勝つと言い切るメンタリティ

バスケットボールのW杯、惜しい結果でした。
後半だけ見れば、互角以上の戦いをしていたので、2次ラウンドには進めなかったものの、これからの戦いと活躍がますます楽しみになりました。

さて、試合終了後のホーバス監督の言葉がとても印象的だった。
日本は残りの試合で、アジア首位(=パリ五輪出場権を獲得)を賭けて戦う。その試合に向けた意気込みを聞かれたホーバス監督は「絶対に勝ちます!」と声高らかに言い切っていた。

勝負ごとなので「絶対」はない。
実際に、日本は格上のフィンランドに大逆転勝利をした。

それでも「絶対に勝つ」と言い切る監督の心内はどのようなものなのだろうか。自信の表れか。選手への期待とハッパなのか、絶対に勝つと言ってもし負けたとしても特に失うものはないというポジティブな開き直りなのか。

政治家の公約と違って、一発勝負の場面で勝つと言って負けたからと言って、嘘つきや詐欺師呼ばわりされることはない。試合内容がよければ高い評価が得られることだってある。
弱気な監督の下でプレーするよりも、勝気な監督の下でプレーする方が、選手のモチベーションもあがり、実際に勝つ確度も高くなるのかもしれない。

そうか、言った方がお得なのだな。


代表チームを率いる監督のプレッシャーがいかほどのものかは分からないけれど、宣言通りの素晴らしい結果を手にしてくれることを期待したい。
なんちゃってバスケファンのミーハーだけれど、試合観戦するのは楽しいので、次戦もはりきって応援したい。

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