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ライスワークとライフワークを考える。

最近、キャリア教育のことを考えていたところ、こんなことが頭に浮かんできた。

衣食住を満たすために何をするか? と、
衣食住を満たした上で何をするか? 
この2つの問いこそが、キャリアプランを考える上での最初の問いになるのでは?と。


キャリアというのは、ざーっくりと言い換えると、生き方(どう生きるか)という感じだろうか。

でもって、生きるというのは、ご飯を食べて、暖かな布団で眠り、健やかな生活を送ることでもあるし、同時に自分の人生に意味を見出しながら、自己実現をしたり、誰か(社会)の課題解決をしたり、或いは後世に何かを遺したりすることでもある。


人が活きる上での基本となるのが、衣食住とされる。現実的には、基本的な教育であったり社会的な関係なども必要になるけれど、そういった基礎的なことを満たすために、どのような手段を取るかというのが、キャリアの第一ステップとなるのではないだろうか。

マズローの欲求5段階説で言うならば、生理的欲求と安全の欲求、さらに社会的欲求の一部というところだろうか。

それが満たされると、承認欲求だとか自己実現欲求へと進んでいく。
それが冒頭でいうところの、衣食住を満たしたうえで何をするか?という疑問につながる。


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もちろん、衣食住を満たすための手段と自己実現の手段が同じということもあるだろうし、人によっては異なるという場合もある。

後者の場合は、広義での副業というか、複数の立場を同時にこなしていくことが必要となる。(キャリア理論的に言うならば、ライフキャリアレインボーといった考え方あたりが当てはまるのかもしれない)


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また少し別の表現の仕方をするならば、ライスワークとライフワークという言い方になる。

生活のための仕事と、人生のための仕事。

この2つのワークは完全に別個のものという場合もあるだろうし、部分的に重なりがある場合もあるし、もちろん完全に重なり合っているという場合もある。

ただ、1人の人間が両方を担うのだから、どのような形であれ相互に影響しあうことは間違いがない。

プライベートでの出来事が仕事に活かされるようなこともあるし、仕事で得た知識や経験がプライベートで活かされるということもあるというのが、その良い例だろう。

逆の捉え方をするのであれば、意識せずとも相互に影響しあうのであれば、意識的に相互関係がよりよいものになるような工夫をすると、人生の歯車が効率的に回るように思う。

効率的に回すことが人生のゴールではないものの、ライフワーク、ライスワークのどちらか片方がうまく回っていない状態というのは、何かしらが満たされない状態になりがちである。

小さなサイクルを回しながら、徐々に大きな輪にしていくというのが理想的なサイクルなんだろうな。

そんなことを思う木曜日の夜。





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