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学びを深めるために大切なこと

妻「歌舞伎を観たことある?」
私「高校の校外学習で観劇したことあるよ」
私「ただ当時は古典が嫌いであまり覚えていないけど」
妻「先生が苦手だった?」
私「新聞読むのに古文の知識いらなくね?とか言っちゃう生徒だった」
私「新聞を読むのに古文はいらないけど、古文が出来ると教養が身につくことが当時は分からなかった」

ある日のわが家の会話より

高校生にとってみれば、歴史を学ぶよりアイドルの名前を覚える方が重要だったりするわけで、試験に必要だから渋々勉強するものの、それは一過的な知識で、試験を過ぎればすぐに忘れてしまう。

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妻が数ヶ月前に部署異動でエンジニアになった。CADなどを活用して設計をする仕事に就いている。

設計のことを考える際に三角関数の知識が必要になるらしく、今さらながらサインコサインタンジェントと唱えているらしい。

「知識がいつ役に立つかは分からないけど、しっかり学んでいたことはどこかで役に立つ」そんなことを妻は言っていた。


学校の先生に「この勉強はどんな仕事に役立つのか?」と聞いたら答えは返ってくるだろうか。

将来のために勉強するは間違いではないけれど、抽象度の高い未来のために努力をし続けるのは簡単なことではない。
具体的な関連性をどれだけ持たせられるか。イメージが出来るか。

そのあたりが学びのモチベーションを上げ、効果を高めるために重要なのだろうな。

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