見出し画像

【yenta 日記】#21 人事視点から経営を紐解く <神吉 徹二 さん>

----- 「かみよしさん」じゃない?!

珍しいお名前の神吉(かみよし)さんですが、「かんき」さんが由来らしく、神吉さんが多い地域ではほとんどの家が「神吉さん」らしいです。
(読めないのでおじい様の代で読み方を変えたそうです)

そんな神吉さんと三つの「ない」についてお話ししました。


----- 人事に AI は要らない?!

当初 AI を使った分析の話をしていたのですが、「実は多くの場合、Excel で十分か、AI にはデータが足りないんです」とおっしゃっていました。

この記事がバズった後だったので、「そうだよなぁ」と思いつつ、一方でいくらデータがあっても現場の実感が必要だよ!という話も盛り上がりました。
一定のデータリテラシーがつくまではデータ構造を自分で理解することが必要で、そのためには Excel は非常に良いツールで勉強教材であると私も思います。Excel で実は大概のデータ分析できます。R も使えたり実はするんです。


----- 評価制度は要らない?!

もうひとつ面白かったのは「評価制度はもしかしたらいらないかも」という話です。評価制度があるということは、まとめてしか評価できてないということで、本来的には日常的に十分なコミュニケーションがとれていれば評価の不安や、評価がないと満たされない問うことはないのではないか!?という仮説があるとのことでした。

神吉さんの note でもそのことを触れられています。

私が知っているいくつかの組織でも、評価に重点を置くのではなく、成長に重点を置いて並走できる組織が成長し、社員もイキイキと働いていると感じてます。お互いにまだ仮説の域ですし、組織によってもできる場合とできない場合はあるんでしょうが、一つの理想の形かも!?

【参考】
Kindle で再販されている伝説の書
心理学的経営 個をあるがままに生かす

神吉さんの note はこちら

----- 人事を渡り歩かない?!

神吉さんは、リクルート、デロイトで幅広く人事を経験されていて、データはもちろんもっと実践的なインサイトを多くお持ちです。7月からフリーでやられていますが、すでに数社の起業の人事観点でのサポートされています。

でも、お話をしていた感じからは渡り歩くというよりは深く突き刺さっている感じでした。
そして、人事だけで人事課題は解決できないし、人事課題は経営課題の一部であるとのことでした。


----- 組織の成長は社員の成長の集合値

私も上記の図のように、今は営業や人事は横並びではなく、流れの一部になっていると認識しています。
特に漏れがちなのが、仕事から社員の成長をどうはぐくむか。教えてできることは限られていて、ここが良い創意工夫をしつつ経験を持つことが組織を強くして、良い価値を提供でき、良い価値を創りだしていくと思います。

特にこれからは、社員の成長がないと企業の一部の人だけのヒット商品だけでは勝負が難しくなってい来ると思います。どれだけ、個人と会社が成長を作れるか。そんな時代なのかなと

そういう意味では人事も非常に大事ですよね!というところで、神吉さんとは深い話ができました。
人事でお悩みの方はぜひご相談されてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?