家族が割り切れなくなってきた

私は両親と将来の話や友だちの話、仕事の話などを頻繁にするのだが、ときどき友達から「なぜ親とそんなに仲がいいのか(特に父親と)」と驚かれる。そのたび、友達に親との関係性を逆に聞いてみては、自分の中で当たり前の家庭のかたちが相対化されて、いろんな家庭があるものだと思い知らされる。そして自分はいささか親に甘えているのではないかと不安になる。「すべての幸福な家庭は互いに似ている。不幸な家庭はそれぞれの仕方

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躊躇ない天せいろ注文と山本周五郎

3ヶ月くらい前から、週末の休みに特段予定がなければ、お昼は決まった蕎麦屋さんに行っている。前置きするが、ガチガチに決まったルーティーンがあるのではない。インディペンデントなお店が好きなわりに、どこに入ってもガチガチに緊張してしまう私にとって、馴染みやすい個人店を発見したら必然的に頻繁に通うようになってしまうのだ。寄生虫のようである。

その蕎麦屋さんの店構えにはこれといった特徴はなく、引き戸を引い

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ダメ日記

今日はなにも予定がない休日だったので、なにか文章を書こうと思って過ごしていたけれど、面白い題材がえんえんと浮かばずモンモンとしてきたので、諦めることにした。最近、安っぽい自己啓発みたいな言葉や考えばかりが頭に浮かんでくる。現在の生活からの逃避からだろうか、そもそもがつまらん人間だからだろうか。でも諦めてから数時間経ってやっぱり何か書くことにした。noteのエディタを開くだけで東京のことが思い出せて

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弱さ芸でやってきた。

明日は就職先の研修場所まで一人で車を運転して行く。働く場所が決まってから、大急ぎで中古車を買って、少しづつ運転の練習をしてきたけれど、不安で気持ちが今もざわついている。ペーパードライバー歴4年かつ、複数の情報を同時に処理するのが苦手な僕は、運転の常識もスキルも欠けている。平坦な道路も全て、怒りのデスロードに見える。今日も信号がない十字路で直進するタイミングがつかめず、判断が遅れ、左からくる車に乗っ

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働く場所が決まった

今年も甲子園が終わった。飛びやすいボール疑惑、出場校が打高投低の傾向であったことなど、いろいろな要因があるのだろうが、とにかく「火力半端ねえ!!」な大会だった。高校野球では「春は投手力 夏は総合力」という格言がたびたび使われるのだが、もう「夏は打撃力」でもいいんじゃないかと思った。

でも矛盾するようだが、金属バットの進化や高校球児の筋肉トレーニングの進化によって「夏は打撃力」になるにつれて、「

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ヘルシンキの写真

ヨーロッパで撮った写真を現像した。あいも変わらず、わけもわからず、撮っているので、大体がひどい出来映えだ。でも「ちょっと色がいいんじゃない?」とか「なんか気に入った!」とか思える写真も少しはある。下手くそといえども、そういう写真を目にすると嬉しさがこみ上げる。フィルムで撮った写真は現像後に初めて見るわくわく感や思い出喚起力がバツグンで、楽しい。

初めてミラーレス一眼を買ったとき、絶対に自分は「カ

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