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計画的偶発性

計画的偶発性は、スタンフォード大学のクランボルツ教授が、成功したビジネパーソンをキャリアについて調査して見つけた理論。調査対象のとなったビジネスパーソンの約8割が、人生のターニングポイントは「予期しない偶然の出来事だった」と回答したことから、この理論は提唱された。

私はこの理論がすごく腑に落ちている。自分自身も、これまでの人生のターニングポイントのほぼ全てが「予期しない偶然の出来事」だった。(そもそも自分が成功者なのかどうかはさておき)

そんな計画的偶発性が起こる場所を作りたい。そんな思いでオフィスに多目的交流拠点を併設している。いくつかの企業と共同運営しているのも、その方がいろんな出来事が偶発的に起こりやすいと思っているから。実際に最近は予想もしない出来事がたくさん起こる。それが本当に嬉しい。

私にとって「公園」も、そんな計画的偶発性が起こりやすい素晴らしい場所だと思っている。なので、天気が良ければ娘たちを積極的に公園に連れ出している。今日も、久しぶりに時間ができたので公園に出かけた。

幼稚園の時に一緒だった友達と再会して、その子が通っている学校の友達と一緒に鬼ごっこをすることになった。そんな環境にスッと溶け込む娘たちを尊敬しながら、やっぱり公園は素晴らしい場所だと再確認した。

人生は自分の思った通りにいくことが一般的には良いとされている。私もその考えを否定するつもりはない。でも、予期せぬ出来事があるからこそドキドキできるし、新しい視野や思考が身に付く。

私は「偶然が溢れる人生」を、存分に楽しみたい。

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