強みを活かすための方策を考える

歴史に学ぶを継続しています。
今度は場所を地中海にうつし、紀元前に起きたローマとカルタゴの戦いを中心に現代でも活かせる学びを考えていきたい思います。以下は参考図書です。

人は強みを生かしてなんぼだなとつくづく思います。
たとえば、新卒でも転職でもそうですが、新しいことを始めた場合、経験を積んだ猛者たちと戦ったり比較すると気持ちが萎えます。ただ、そこで萎えてしまってしずんでいていいわけありません。何か強みを活かすことができないか。

ということで先日、上司に自分に対してのフィードバックをいただきました。その際、キーワードとして新しいことに対する突破力がポジティブなところだと指摘いただきました。やっぱり業務の経験というというところではないのだけれども、一方でポジティブな側面、すなわち評価ポイントが突破力であれば、活かさない手はありません。毎日突破していきたいと思うわけです(何を!?)。

さて、ローマ人はその特性として、陸戦はつよいのですが、海戦が弱いという特徴がありました。それを克服するためにコルウス(カラス)というものを発明します。

これは、ローマ側の船に設置した可動式の桟橋で、カルタゴの船に近づいて橋をかけ、相手の船に渡り、戦いを挑むのです。つまり、海の上を陸戦にしてしまう作戦です。まさに強みがいきるようにしかける作戦です。

正直、現代の感覚で言ってしまえば、なんと安直な発想とおもってしまうかもしれませんが、陸戦での確かな勝算があったのだと思います。弱い土俵においても自分の強みを発揮して勝つ。持つべきものはしたたか、かつ、合理的な戦略であると思います。

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