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第56回ダービー卿チャレンジトロフィー

◎7枠13番・クルゼイロドスル(津村明秀騎手)

3月29日㈮PM20時20分時点、中山競馬場馬場状態。

晴れ、芝コース不良。

この土日は、天候良く、気温も上昇していく見込。

馬場も、徐々に回復していくだろう。

僕は、天候・馬場状態問わず、既に、本命馬を決めていた。

昨年のジュニアカップ。

好時計を刻み、逃げ切り勝ちを決めた勇姿に、将来の重賞ウィナーに出会えた喜びを得た。

その後、NHKマイルカップの出走馬に名を連ね、雨模様だった事も手伝い、注目度を高めながら、レースの時を待っていた。

しかし、「出走取消」の一報が届いてしまった。

これほど胸が傷んだ時間はない。

関係者の心情は、如何程ばかりだった事だろう。

その後、準オープンクラスで、地道に実力を磨き上げていき、前走、東京競馬場で行われた節分ステークスで、川田将雅騎手のエスコートにより、待望のオープンクラス入りを果たした。

しかも、好位置からの差し切り勝ち。

今後に向けて、明るい時間となった。

2022年11月12日、阪神競馬場で行われたデイリー杯2歳ステークス以来、2回目の重賞参戦。(本来ならば、その前にG1出走予定だったのだが・・・)

パートナーは、3走振りに津村明秀騎手となる。

そのレースは、昨年11月4日、東京競馬場で行われたノベンバーステークス。

騎乗振りに、十分納得出来た内容。

自信を取り戻すきっかけ作りに貢献したと思う。

コンビ復活は、大きなプラス要素になるだろう。

高橋義忠厩舎は、今週この1頭のみの出走。

期するものがあると思う。叶えてほしい。

共に、笑顔になりたい。その時を待っている。

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